2音節の声調の練習

以前、以下のようなブログをnoteというブログサイトに書いたことがあります。以下のブログの中には合成音声を使って作った動画も入っています。そこから一部再録します。

声調の組み合わせ練習

中国語の声調の組みあわせを学ぶ時の表、わたしは数詞と量詞の組みあわせを使います。使う音の種類を減らして、声調に注意を集中するためです。使う音を減らすといってもmaだけで声調を練習するのはつまらないですから。
初級教科書によくある声調の組みあわせの表は、地名で作っていたり、重要単語で作っていたりするのですが、それだと発音がたいへんで声調に集中できないことがあります。ということで、数詞+量詞を使います。

第3声始まりの2音節の練習

私が授業でよく使う第3声始まりの2音節の発音練習です。
第3声の声調符号は下がって上がる形に書いてありますが、第3声の本質は低く押さえることです。教科書の付属音声でよくあるような、第3声だけを単独で非常にゆっくり発音すると、声調符号の通り下がって上がりますが、実際の会話ではあのような発音は聞かれません。第3声で文が終わる場合は、喉の緊張が緩んだ後、少しだけ上がる「尻尾」が付きますが、この「尻尾」は意識してやる必要はありません。第3声はとにかく低く!が基本です。

声調を聞きとるWebアプリ

生成AIのClaude 3.5 SonnetのArtifactsを使って、上記の2つの練習で使ったフレーズの声調を聞きとる練習を作ってみました。私はプログラミングができるわけではなく、Claudeに日本語で指示を出しながらWebアプリを作ってもらい、少しだけ自分で修正して作りました。不具合があったらご容赦ください。
また、読み上げる合成音声は使用している機器に依存していますので、うまく読み上げられなかったり、声の品質が良くなかったり、不正確だったりします。あくまでおまけとして考えてください。

声調を聞きとるWebアプリ