11月21日(月)IV

【今日の主な内容】
・小テストの返却
・第8課 p71 可能補語の残り
・p71 進行
・p71 来+動詞
・p72 動詞フレーズ+“的”+名詞
・p72 使役
・p72 介詞“用”
・p72 100以上の数

【今日のポイント】
・進行
在+動詞フレーズ+(呢)
正在+動詞フレーズ+(呢)
(例)你在干什么?(あなたは何をしているところですか)
(例)我正在看电视呢。(私はちょうどテレビを見ているところです)

動詞+ “着”のうち、動作行為そのものが持続している場合は、進行と連用できる。
(例)正在电视
#テレビを見るという行為自体が進行+持続中。

動詞+ “着”のうち、動作行為の後の状態が持続している場合は、進行と連用できない。
(例) 门开着呢。(ドアは開いている)
#ドアを開けた後、ドアは開いたままになっている→進行と連用不可!

・動詞フレーズが名詞の連体修飾語になるときには“的”が必要である。
(例)这是书。(これは本です)
(例)这是你要的书。(これはあなたがほしがっている本です)
#“你要的”が“书”にかかる連体修飾語。
“的”=「の」とは限らない。日本語では動詞が名詞を修飾するときには、動詞を連体形にして名詞にかけ「の」は使わない。中国語では連体修飾語を作る助詞の“的”が必要である。

・A+“让”+B+〜
AはBに〜させる
(例)妈妈让姐姐洗衣服。(お母さんはお姉さんに洗濯をさせる)

Aは省略されることがある。
让你久等了。
(私は)あなたを長い間待たせました→お待たせしました

“让我~”で「私に〜させてください」という丁寧な言い方ができる。
让我自我介绍一下吧。
(あなたは)私にちょっと自己紹介させる→ちょっと私に自己紹介させてください。

・100以上の数
#同じ漢数字を使うと言っても日本語とは言い方が異なる数があるので注意!
  100:一百 ×
 1000:一千 ×
10000:一万

1番上のケタに2が来たとき
  200:二百
 2000:两千
20000:两万

間に挟まった0は読む
105:一百零五
間に挟まった0が2回以上続いた時は1回だけ読む
1005:一千零五

後ろに0が続くと、位の数を省略できる。
150:一百五十
150:一百五

1500:一千五百
1500:一千五

・3ケタ以上の数字の中に入った10は“一十”
 10:十
110:一百一十
115:一百一十五

【今日のおまけ】
・中国のファーストフード
中国語ではファーストフードのことを “快餐kuàicān”と言います。 “麦当劳màidāngláo”(マクドナルド)や “肯德基kěndéjī”(ケンタッキー)などの外国資本のチェーンが中国に進出していますし、中国国内資本のファーストフードチェーンもあります。
日本でファーストフードと言うと気軽に食べられる安い食べ物で、ジャンクフードと呼ばれることはあっても、高級感のあるものとは決して言えないでしょう。しかし、中国では今のところファーストフードは日本のファーストフードよりは高級感のある食事です。というのは中国の伝統的な軽食(ギョーザや麺類、肉まん等)に比べれば、値段は4〜5倍になるからです。中国のドラマを見ていたら、10代の女の子がお父さんに今度の週末はケンタッキーに連れて行って!とお願いしているシーンがありました。連れて行ってもらった女の子はとてもうれしそうでした。これもファーストフードがちょっとおしゃれな食事の場と考えられているから成り立ちうるシーンでしょう。またこんな体験談を読んだことがあります。中国で日本語を教えている日本人教師が中国の学生を食事に連れて行くことにしました。学生に「どこに行きたい?」と尋ねると、返ってきた答えは「マクドナルド!」でした。その日本人教員は年配の人でファーストフードなんてまとな食事ではないと思っていましたから、「そんなファーストフードはだめだ、ちゃんとした中国料理を食べに行こう。」と言ったら、学生さんたちは残念そうな顔をしたそうです。

【今日の課題】
他说的话,我听不懂。(彼の言う話、私は聞いても理解できません)
让我想一想吧。(ちょっと私に考えさせてください)
让你久等了。(お待たせしました)
・100以上の数