“オタク”な中国語教員の作り方:中国語教材のネット配信を通じて学んだこと

ICTを活用した外国語教育の最前線を知るカンファレンス」(2016年9月4日、立命館大学大阪いばらきキャンパス)で講演する機会をいただいた。その際の資料をiCloudのKeynoteの共有機能で公開した。

“オタク”な中国語教員の作り方―中国語教材のネット配信を通じて学んだこと―

ネットで中国語教材を配信し始めてちょうど10年になる。今回講演の機会をいただいたので、わたしの中国語教材ネット配信を振り返ってみた。10年でこれっぽっちと言えばそうだが、10年よく続いたなあとも個人的には思う。スライドの中で下線部のあるところにはWebリンクが貼ってあるので、リンクをたどって各教材をご覧いただければ幸い。

iWorkと言えばMac OS X専用ソフトウェアという印象だが、今はApple IDがあればWebブラウザで基本的は機能は使える。今回は閲覧のみで共有しているが、共同編集も可能だ。今回共有機能を初めて使ったが、なかなか良い感じである。
いつもならKeynoteからPDFに書きだして自分のWebサイトやブログ、はたまたSlideShareにアップしたりするのだが、ある学会で小学校の先生方が職場のiPadでKeynoteを使って教材提示をしているが、iPadのKeynoteで教材を作成するのではなく、WindowsパソコンからWebブラウザでiCloud版のiWorksにアクセスして教材を作り、作った教材を同僚と共有しているという話を聞いて、「なるほど!その手があったか。iCloud版のKeynoteで公開すればいいのだ。」と思ったのだ。
問題はGoogleと並んでサービスやソフトウェアの見切りが早いAppleがどこまでこの機能を維持してくれるかだが。