【今日の主な内容】
・小テスト実施。
・小テスト答え合わせ
・第7課 p67の残り
・第8課 p71可能補語
【今日のポイント】
・助詞“了”
(1)動詞+“了” 完了
(例)我买了一本书。(私は本を1冊買いました)
(2)文末の“了” 変化(話し手が新しい事態の出現を認知する)
教科書の会話文では山田君は最初は商品が気に入って買う気がありましたが、お店の人が値引きに応じてくれないので、こう言いました。
(例)我不想要了。(私は欲しくなくなりました)
“想要”から “不想要”に変わったいうことを文末の“了”で表しています。
・可能補語
実際にそうしようとしてそうできる、或いはできないということを表します。
看得懂(見て理解できる)
看不懂(見ても理解できない)
たとえば英語を習ったことのない人は、“看不懂英文”(英語を見ても理解できない)です。
50人分の椅子がある部屋に10人来ると、“坐得下”(座りきれる)。“下”は容量があるという意味です。でもこの部屋に100人来ると、“坐不下”(座りきれない)です。
黒板に大きく字が書いてあります。“看得清楚”(はっきり見える)です。“清楚”ははっきりくっきりという意味です。
字が非常に小さいと、“字太小了,看不清楚”(字が小さすぎます、はっきり見えません)。
食べ物が山盛りです。
太多了,我一个人吃不了。(多すぎます、私一人では食べきれません)。
“了”は助詞のときはleと読みますが、補語になった時はliǎo(liaoの3声)で読みます。量的に〜しきれるという意味です。
・“能”や“可以”など助動詞を使った可能不可能と可能補語はどう違う?
主観的な可能不可能は助動詞でしか表せません。
怪しげな液体が入った瓶が机の上にあったとします。実はこれは農薬です。
这是农药,不能喝。(これは農薬です。飲めません)
死ぬ気であれば飲もうと思えば飲めるでしょうが、飲めません、飲んではいけませんという意味です。
ビールが30本置いてあります。
太多了。我一个人喝不了。(多すぎます。わたし一人では飲みきれません)
可能補語の場合は、実際にそういうふうにしようとしてできるかできないかということを表します。この場合はいくらなんでも一人で30本は飲もうと思っても飲みきれないと言ってます。
【今日の課題】無しです。