11月30日(水)I

【今日の主な内容】
・漢字の字形と憶えておきたい形容詞の反義語ペアについてのプリント配布。
・宿題回収。
・第9課 p80 方向補語
・p81 動詞+“一下”
・p82 結果補語
・・第9課 p76 会話1

【今日のポイント】
・方向補語
動詞+方向補語
(例)
拿来(持ってくる)
拿去(持っていく)

方向補語が付いた動詞の目的語の位置
【基本】目的語は“来”“去”の前に割ってはいる。
(例)
回中国去(中国に帰っていく)×回去中国
回中国来(中国に帰ってくる)×回来中国
回日本来(日本に帰ってくる)×回来日本
回日本去(日本に帰っていく)×回去日本
跑进教室来(走って教室に入ってくる)×跑进来教室
跑进教室去(走って教室に入っていく)×跑进去教室去

【例外】目的語が物を表し、動作行為がすでに完了しているときは、目的語を“来”“去”の後ろに置ける。
(例)他寄来了一封信。
#但し、これも基本パターンで言えるので、皆さんはまず基本パターンを憶えてください。
(例)他寄一封信来了。

・動詞+“一下”
“一下”の“下”は元来瞬間的に済む動作(例えばドアをノックする等)の回数を数える量詞である。それが動詞+“一下”の形で熟して「ちょっと〜する」という意味になった。
(例)请帮我拍一下。(私のかわりにちょっと撮って下さい)。

・結果補語
動詞+結果補語
(例)
看(見る・読む、これから見る・読む)
看了(見た・読んだ、しかし最後まで見たか読んだかはわからない)
看完了(見終わった・読み終わった)
#結果補語に“完”が入ると、あるプロセスを最後まで行ったという意味を表す。

結果補語のついた動詞の否定は一般に“没”で行う。
没看完(見終わっていない・読み終わっていない)

どんな結果補語が入るかによって、意味が変わる。
看完(見終わる・読み終わる)
看懂(見てわかる・読んでわかる)

常用される結果補語の例
動詞+“完”
動詞+“好”(動作の結果よい状態に仕上がる)
(例)填好(ちゃんと記入する)
動詞+“到”(動作の結果、ある場所や時間に行き着く)
(例) 坐到终点zuòdào zhōngdiǎn(終点まで乗る)
睡到九点shuìdào jiǔ iǎn(9時まで寝る)

【今日の課題】
・她回中国去了。(彼女は中国へ帰っていきました)
・他跑进教室来了。(彼は走って教室に入ってきました)
・你看懂了吗?(読んで意味がわかりましたか)
我看懂了。(わかりました)
我没看懂。(わかりませんでした)
・你填好了吗?(記入できましたか)
填好了。(記入できました)
还没填好。(まだ記入できていません)