11月9日(水)II

【今日の主な内容】
・小テスト実施
・第8課 p68会話1
・p72 経験を表す助詞
・p72 回数の言い方、但し(3)の例文は未習。

【今日のポイント】
・経験
動詞+ “过”
(例)我吃过生鱼片。Wǒ chīguo shēngyúpiàn.(私は刺身を食べたことがあります)
否定は “没(有)”+動詞+ “过”
(例)我没(有)吃过生鱼片。Wǒ chīguo shēngyúpiàn.(私は刺身を食べたことがありません)

・回数
動詞+回数
(例)吃过一次。(1回食べたことがある)
動詞+回数+目的語
(例)吃过一次涮羊肉。(羊肉のしゃぶしゃぶを1回食べたことがある)
#涮羊肉は北京の名物料理。

【今日のおまけ】
・文型の復習
【未然】(まだ起こっていない、これからする)
看那个电影。(あの映画を見る)

不看那个电影。(あの映画を見ない)

看那个电影吗?(あの映画を見ますか)

看不看那个电影?(あの映画を見ますか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

【完了】
看了那个电影。(あの映画を見た)

没 (有)看那个电影。(あの映画を見なかった、見ていない)
#否定は  “了”が消えるのに注意!

看了那个电影吗?(あの映画を見ましたか)

看了那个电影没有?(あの映画を見ましたか)
看没看那个电影?(あの映画を見ましたか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

【経験】
看过那个电影。(あの映画を見たことがある)

没 (有)看过那个电影。(あの映画を見たことがない)

看过那个电影吗?(あの映画を見たことありますか)

看过那个电影没有?(あの映画を見たことありますか)
看没看过那个电影?(あの映画を見たことありますか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

・生ものは苦手…
中国料理は火の料理、炒め方だけでも何種類もあり、如何に熱を加えるかということを重視しています。したがって中国で生まれ育った人は一般に刺身やサラダ
のような生ものは苦手なことが多いようです。特に刺身が苦手という人は少なくありません。日本に初めて来た中国の人を接待するときにごちそうしてあげよう
と刺身を出すと、かえって相手を困らせてしまうことがあります。話題の一つとして出してもかまいませんが、必ず熱を加えた料理も出すようにしましょう。
また、日本料理では冷たいものが主菜になることがありますが、中国料理では冷たいものは前菜にしかなりません。主菜は必ず温かいものです。冷たいものしか
出さないとそれこそ「冷遇された」と思われかねませんから注意しましょう。昼は弁当ということも日本ではよくありますが、可能であれば温かいものにした方
がよいですし、どうしてもそれがだめな時は、これは日本の習慣でたとえ社長であっても冷たい弁当を食べますくらいの説明をしておいた方が、誤解がなくてよ
いと思います。

・正座は苦手…
古代の中国人は膝をついて座る習慣がありましたが、現代の中国人には正座をする習慣がありません。家の中は基本的には土足、椅子とベッドの生活です。
せっかくだから日本料理を食べてもらおうと思って料亭に連れていったのに、招待された中国の人は畳に正座をするのが辛くて味も何もわかったものじゃなかったということになっては残念ですから、畳の部屋でも掘りごたつ式で正座しなくて良いようなところを選ぶとよいでしょう。特に日本に初めて来た人や日本の生活にまだ慣れていない人に対しては気をつけてあげましょう。もっとも今の日本の若い人の中にも正座は苦手、正座はできないという人が多いかもしれませんね。

【今日の課題】
・你去过中国吗?(中国に行ったことがありますか)
・去过。(行ったことがあります)
・没去过。(行ったことありません)
・我去过一次中国。(私は中国に1回行ったことがあります)
・我去过两次中国。(私は中国に2回行ったことがあります)