5/18(水)の質問:接頭辞の“阿”

Q:人の呼び名で“阿~”というのは今でもありますか。

A:接頭辞の“阿~”の歴史は随分古いのですが、みなさんが今授業で学んでいる“普通话”(中国語の共通語)の中では、“阿姨”(おばさん、保母さん、お手伝いさん)くらいでしょう。但し、今でも中国の南方の方言では接頭辞の“阿~”はよく使われています。

接頭辞とは?
中国語の単語の構造を見てみると、語幹と語幹が結合したものと語幹と接辞が結合したものがあります。語幹と接辞の関係はたとえて言うのなら幹と枝のようなもので、主な意味は語幹の方が担っています。接辞には語幹の前にくっつく接頭辞と語幹の後ろにくっつく接尾辞があります。
接頭辞+語幹の例:老师(先生)老虎(虎)
語幹+接尾辞の例:刀子(ナイフ)字儿(字)石头(石)

中国語の構造や成り立ちに興味を持った人へ:
今はまだ難しいかもしれませんが、参考になる本を書いておきます。

北京大学中国語言文学系現代漢語教室編 松岡榮志・古川裕監訳
『現代中国語総説』三省堂 2004年

藤堂明保・相原茂著
『新訂 中国語概説』大修館書店 1985年

王占華・一木達彦・苞山武義編著
『中国語学概論』駿河台出版社 2004年

太田辰夫著
『中国語歴史文法』朋友書店 昭和五十六年