6月8日(水)II

【今日の主な内容】
・課題のチェック。

・p26の会話1,2,3
・p27の会話4

・p33の練習2

【今日のポイント】

・前置詞の構文
前置詞+〔   〕+用言(動詞/形容詞)

・前置詞“在”
“在”+場所+動詞
(例)在银行工作。(銀行で働いています。)

【今日のおまけ】
・你们班有多少留学生?(あなたたちのクラスには何人留学生がいますか。)
#“多少”+名詞
#答えに制限なし。

・你们班有几个留学生?(あなたたちのクラスには何人留学生がいますか。)
#“几”+量詞+名詞
#答えが10以下と想像されるとき。

・我们班有两个留学生。(私たちのクラスには留学生が2人います。)
#量の時の2は“两”。“二个”は間違い

・習った文法事項を使って簡単な会話を作ってみよう。
A:你在大学学什么?(あなたは大学で何を勉強していますか。)
B:我在大学学经济。你呢?(私は大学で経済を勉強しています。あなたは?)
A:我也在大学学经济。(私も大学で経済を勉強しています。)

・卒業後のことを考えて答えてみて下さい。
你在哪儿工作?(あなたはどこで働いていますか。)
我在(     )工作。

・中国語で“高校 gāoxiào”は高等教育機関(大学など)のこと。
中国語で高校のことは“高中 gāozhōng”という。“高中 gāozhōng”は“高级中学 gāojí zhōngxué”の略。

・入院施設のある病院は、中国語では“医院 yīyuàn”
 入院施設のない医院や診療所は、中国語では“诊所 zhěnsuǒ(zhen3suo3)”

・“超市”は“超级市场”(スーパーマーケット)の略。

・“双职工”(共働き)は当たり前。
中国では女性もフルタイムの仕事を持って働いているのが普通で、結婚後や出産後もそのまま働き続けます。したがって夫婦共働きはごく当たり前のことです。これは男女平等が進んでいるという見方もできますが、実際的な問題として共働きしなければ生活できないという側面もあります。

・“超市”(スーパー)はちょっと高級?
中国の小売業の形態としてスーパーは比較的新しい部類に入ります。スーパーの品物は伝統的な市場で売られている品物より高いですから、スーパーでいつも買いものをするのは中流の証拠とも言えるでしょう。経済水準の向上に伴い、スーパーで買い物する層が増加しており、中国資本のスーパーと外国資本のスーパーが現在激しい競争を繰り広げています。日本のスーパーではイトーヨーカ堂が進出しています。
また、北京や上海などの大都市では“便利店 biànlìdiàn”(コンビニ)もこれまた中国資本と外国資本が入り乱れて激しい競争を繰り広げています。北京にはセブンイレブンが、上海にはローソンが進出しています。

・外国企業の中国名
日本では業績が伸びずに最近撤退してしまいましたが、フランス資本のスーパーのカルフールは中国にもあります(中国に先に進出しました)。中国では順調に業績を伸ばしているようで、私が北京のカルフールに行った時には、平日の昼間にも関わらず人がいっぱいで、売り場の中を歩くのにも苦労しました。
ちなみにカルフールの中国名は“家乐福 Jiālèfú”(“乐”は楽の簡体字)と言います。音も何となく似ている上に、漢字の選び方もうまいですね。カルフールで買い物をすると「家」が「楽しく」て「幸福」になるというイメージを持たせています。
カルフールに限らず、外国企業が中国で商売をするときには、漢字の意味をうまく利用した中国名を工夫してつけていることが多いです。例えば日本のキヤノンは“佳能 Jiānéng”と言います。“佳”=良い、“能”=性能ですから、品質が良いというイメージがあります。

【今日の宿題】#配布された用紙に書いて来週提出!
p33の練習1中国語に訳す。
簡体字と拼音字母両方で解答すること。

【今日の課題】
・你家有几口人?(あなたの家は何人家族ですか。)

・你爸爸在哪儿工作?(あなたのお父さんはどこで働いていますか。)

・你们班有多少学生?(あなたたちのクラスには何人学生がいますか。)

・他在大学学什么?(彼は大学で何を勉強していますか。)