6月13日(月)III

【今日の主な内容】
・課題のチェック。

・宿題の回収。

・名前の簡体字と拼音字母のプリント配布。

・p42の3

・p42の4

・p43

【今日のポイント】
・存在を表す構文:場所+“有 yǒu(you3)”+人、物。
     否定は、場所+“没有 méi yǒu”+人、物。
#存在するかどうかを表す構文。

・所在を表す構文:人、物+“在 zài”+場所。
     否定は、人、物+“不在 bú zài”+場所。
#存在することはもうわかっていて、それがどこにあるかを表す構文。

(例)
A:这附近有银行吗?(この近くに銀行はありますか。)
#銀行があるかどうかわからなくて尋ねています。

B:有。有中国银行。(あります。中国銀行があります。)

A:中国银行在哪儿?(中国銀行はどこにありますか。)
#銀行があるとわかったので、そのありかを聞いています。

B:在那儿。(あそこにあります。)

・“在 zài”の品詞は3つあります。
動詞:存在(いる、ある)。
介詞(前置詞):動作行為の場所を導く(〜で)。
副詞:進行(〜しているところ)

・介詞(前置詞)の“在 zài”
前置詞+〔   〕+用言(動詞・形容詞)。
“在 zài”+〔場所〕+用言。

(例)
你在哪儿工作?(あなたはどこで働いていますか。)

・“什么”+名詞
名詞の内容や性質を問う。何の〜、どんな〜

(例)
你买什么书?(あなたはどんな本を買いますか。)

【今日のおまけ】
・タクシーは教科書には“出租汽车”という言い方が載っています。これが標準的な言い方ですが、最近では“的士 díshì”という言い方がよく聞かれます。“的士 díshì”はTaxi の音訳です。元々香港の言い方でしたが、北上して中国大陸に広がりつつあります。

・中国の空港の入り口にはタクシーの客引きがたむろしていますが、相手にしてはいけません。こういう手合いは必ずと言っていいほど、メーターを使わずに高くふっかけてきます。荷物が重くてもタクシー乗り場まで行って乗りましょう。

タクシーを降りるときには必ず領収書をもらいましょう。トラブルになった時や忘れ物をした時に役立ちます。領収書はメーターから機械で打ち出す形になっていて、“车费”(タクシー料金)はもちろんのこと、“上车时间”(乗車時間)や“下车时间”(降車時間)、“车号”(タクシーの識別番号)等が書いてあります。普通は何も言わなくても領収書をくれますが、もしくれないときは以下のように言って請求してください。
请给我发票。Qǐng gěi wǒ fāpiào.(Qing3 gei3 wo3 fa1piao4)
(領収書を下さい。)
もしこれが言えなくても、とにかく“发票 fāpiào”(領収書)の単語を憶えていればなんとかなります。

タクシーや路線バスの車内には“监督电话“(日本語の漢字で書くと「監督電話」)という表示が掲げられていますが、これは苦情申し立てのための電話番号のことです。

【今日の課題】
・他在家。(彼は家にいます。)

・这儿有护照。(ここにパスポートがあります。)

・他在家吃晚饭。(彼は家で晩ご飯を食べます。)

・你要哪个?(あなたはどれが欲しいですか。)

・这个多少钱?(これはいくらですか。)

【小テスト予告】
6月27日(月)に第2回小テストを行います。
範囲は6月20日の授業で発表します。