【連絡】
・1月18日に第2回小テストを行います。範囲は次回(12月28日)に発表します。
・3つの目標&毎回の授業の3つのポイントを書くプリント(学習の記録)は期末試験の日に提出です。毎回のポイントを書くのがたまっている人、冬休みのうちに追いついておいてください。なくした人は講義支援システムからダウンロードできます(10月5日のところにあります)。
【今日進んだところ】
・p80(方向補語)
・p82〜83(結果補語)
・p76の会話1の説明と朗読練習
・p76の会話2の説明(4行目まで)
【今日の補充】
・動詞+“一下”(ちょっと〜する)
・複合方向補語の例
<山の頂上のいる人が、山に登ってくる人を見て>
爬上来了。(登ってきた)
・<山のふもとにいる人が、山を登っていく人を見て>
爬上去了。(登っていった)
#爬 (よじ登る、登る)
・複合方向補語の“起来”
接触面を離れて上へ
(例)太阳升起来了。(太陽が昇ってきた)
#地平線や水平線から太陽が顔を出し、やがてそこから離れて上へ動く。
(例)站起来(立ち上がる)
#身体の一部、たとえばお尻が椅子に接触している、そこから離れて上へ動く。
・方向補語がついた動詞が場所を表す目的語をとるとき、目的語は“来”や“去”の前に入る。
(例)进教室来(教室に入ってくる)
(例)进教室去(教室に入っていく)
(例)回中国去(中国に帰っていく)
(例)回日本来(日本に帰ってくる)
・結果補語の例
<中国人の先生が中国語で説明した後で>
A:你听懂了吗?
(あなたは聞いてわかりましたか?→わかりましたか)
#動詞+結果補語で言う中国語、結果だけを言う日本語。
B1:听懂了。(聞いてわかりました→わかりました)
B2:没听懂。(聞いてわかりませんでした→わかりませんでした)
#結果補語のついた動詞は一般に“没”で否定する。“没”で否定すると“了”は消える。
・日本の街中で日本語がわからなくて困っている中国人の人がいるので話しかけて助けてあげたいときの声かけの例。
要帮忙吗?(お手伝いが必要ですか)
もしその人がただならぬ様子だったら
你怎么了?(どうしたんですか)
【今日の豆知識】
・中国の郵便について
参照「大阪府立大学中国語講座第23回補足:郵便に関する言葉」
参照「中国邮政」
・年賀状は中国語で何という?
贺年片
贺年卡
#“卡”はカードの音訳
参照:「贺卡网」
・なぜ中国の年賀状には魚のイラストが描いてあるのか?
中国のめでたい図柄に“年年有余”あるいは“连年有余”と呼ばれるものがあります。そこには魚の絵が出てきます。“鱼” の発音は“余” の発音と同じです。魚は余裕のある豊かな生活を象徴しているのです。このように発音が同じ、あるいは近いことを使った縁起担ぎは中国語にはたくさんあります。
・中国のお正月の日は毎年変わる
中国のカレンダーは日本と同じ太陽暦です。太陽暦は“公历” といいます。但し、多くの場合、太陰暦(旧暦、月の暦)も小さく併記されています。これは伝統行事は太陰暦に従って行われるからです。太陰暦は“农历” といいます。
中国のお正月は“春节” といい、“农历”(太陰暦)で祝います。太陽暦と太陰暦はずれていますから、毎年お正月の日は変わることになります。2009年の“春节”は1月26日でした。2010年の“春节”は2月14日になります。
【今日の宿題】
以下の文を憶える。
p83の(2)と(3)
【次回の予定】
・チェックシート配布
・第9課会話2の続き
・第9課会話3、会話4