【目標(can do list)】
・年齢を尋ねられる。
・年齢を言える。
・生まれ年を尋ねられる。
・生まれ年を言える。
【今回の授業】
・単語18-35
・子音(舌面音・そり舌音・舌歯音)
・2桁の数字の言い方
・2の倍数、3の倍数、7の倍数を言う。
・1桁の数字の聞き取り
・年齢の尋ね方、答え方
・生まれ年の尋ね方、答え方
【宿題】
・単語36-71
・第5課(pp.11-18)の予習
【次回の予定】
・単語36-71
・鼻音を伴う母音
・数字の復習
・大学名を尋ねる、大学名を言う
・学年を尋ねる、学年を言う
・専攻を尋ねる、専攻を言う
・これまでの振り返り
・第1回筆記試験について説明
4月23日(月)3
【配布物】
・多重知能に関する質問紙(竹内理『「達人」の英語学習法 データた語る効果的な外国語学習法とは』草思社、2007年より)
・1年分のCAN DO LIST
#このリストは授業支援システムからダウンロードできます。
【目標(can do list)】
・何を飲むか尋ねられる。
・〜を飲むと言える
【今回の授業】
・単語18-35
・日・中・英の例文比較の課題のフォローアップ
・無気音と有気音の聞き分け練習
・感謝と謝罪のグループワークのフォローアップ
・子音(後半)
・教科書pp.18-19
・CAN DO LISTの使い方の説明
・教科書付属のCDの紹介
【補充】
“〜吗?”は肯定または否定で答えられる疑問文を作る。
肯定または否定で答えられない疑問文には“〜吗?”をつけては行けない!
【宿題】
・単語36-71
・教科書pp.14-17の予習
【次回の予定】
・単語36-71
・鼻音を伴う母音
・教科書pp.14-17
・第3声の声調変化
・食べ物の好みを尋ねる
・好きな食べ物を言う
・上海の大学生の1日を紹介した動画
機関リポジトリに中国語教材を登録
機関リポジトリには論文以外に教材も登録できるそうなので、10年ほど前に作って、現在もネット公開中(Podcast配信中)の中国語初級教材を登録してもらった。10年経っているのでさすがに内容が古くなっている部分もあるが、記録ということでそのまま収録してもらった。
『大阪府立大学中国語ポッドキャスト旅行会話編』
著者:清原文代・顧春芳
吹き込み:顧春芳・張新民・舩本弥生・本多信男
PDFと音声(MP3)が30回分ある。
- 第1回 自己紹介
- 第2回 空港でのアナウンス
- 第3回 意味を尋ねる
- 第4回 もう一度言ってくれるように頼む
- 第5回 両替
- 第6回 出迎え
- 第7回 ホテルに電話して部屋を取る
- 第8回 ホテルにチェックインする
- 第9回 ホテルで国際電話をかける
- 第10回 レストランを予約する
- 第11回 レストランで注文する
- 第12回 レストランで支払いをする
- 第13回 買い物、値切る
- 第14回 買い物、サイズ違いや色違いを出してもらう
- 第15回 明日の予定を話し合う
- 第16回 チケットを買う
- 第17回 カメラのシャッターを押してもらう
- 第18回 押し売りを断る
- 第19回 勘違い
- 第20回 道を尋ねる、バスの乗り方
- 第21回 バスの中で降りる場所を教えてもらう
- 第22回 道を尋ねる
- 第23回 郵便局
- 第24回 病気
- 第25回 家に招待する、待ち合わせをする
- 第26回 プレゼント
- 第27回 昨日のことを話す
- 第28回 趣味
- 第29回 中国語の学習歴
- 第30回 世話になったお礼を言う
以前は職場のWebサーバに直接ファイルを置けたので、Podcastを作れたのだが、WordPressに統一されてしまった。WordPressのカスタマイズには制限がかかっており、プラグインを入れることもできない。学術情報センターにお願いしてPodcastを配信しているサーバを維持してもらっているが、いつまで続くか保証はないので、機関リポジトリに入れることにした。
4月19日(木)1
【今回の授業】
・オレンジのキクタン第1周
・HSKのサンプル問題と過去問について
・辞書の紹介(続き)
・HSK2級(1)〜(5)に関する質問に対するフォロー(1)様態補語と(3)進行の“在”など。
・HSK2級(6)〜(10)の听写、出席カードに書いて提出。
・プリントp1(時点)練習問題の残り
・プリントp2-5の前半(時量)
・生年を尋ねる会話練習
・授業支援システムの介詞(前置詞)のクイズ
【宿題】
・授業支援システムの4月26日のコーナーにある「中国語初級レベルチェックテスト」をやっておいてください。
【次回の予定】
・中検の過去問を使った模擬試験と自己採点
・中検の問題で気になるところを出席カードに書く
・席替えのアンケート
・中国語の単語の構造、フレーズの構造に関するプリント
4月17日(火)5
【目標(can do list)】
・簡単な自己紹介(あいさつ、名前、大学名、専攻、趣味、終わりの挨拶)を何も見ずに言うことができる。
・クラスメートを第三者に対して紹介できる(自分のとの関係、名前、中国語が話せるかどうか)
【今回の授業】
・単語(リストの動詞のうち、身体を動かしたり、移動に関係すると思われるもの)
・自己紹介の暗誦
・無気音と有気音の復習
・ の復習
・自分の苗字をどんな漢字で書くかを説明する
・画像検索で出てきた中国の名刺を読解してみる
【補充】名刺によく出てくる単語
地址(住所)
网址(WebページのURL)
电话(電話)
传真(ファクシミリ)
手机(携帯電話)
QQ(中国の代表的なメッセンジャー)
微信(中国の代表的なメッセンジャー)
邮箱(e-mail)
e-mail アドレスは、“邮件地址”ともいう
【宿題】
・単語(動詞のリストのうち、自分たちで選んだもの)
・プリント教材(外食1)の予習
【次回の予定】
・単語(動詞のリストのうち、自分たちで選んだもの)
・無気音と有気音の復習
・助動詞“会”の復習
・様態補語の復習
・プリント教材(外食1)
・中国の履歴書を読解してみる
4月16日(月)5
【配布物】
・書き込み練習用の単語リスト(簡体字抜き、pinyin抜き)希望者のみに配布。
【目標(can do list)】
・i、u、üで始まる音節の綴りの書き換えを理解できる。
・無気音と有気音の違いを理解できる。
・自分の名前を言える。
・自分は大阪府大の学生であることを言える。
【今回の授業】
・単語(母音始まり)自己採点の単語テスト
・子音(無気音と有気音)
・子音(唇音、舌尖音、舌根音)
・無気音と有気音の聞き分け(b-p、d-t、g-k)
・自分の苗字はどんな漢字で書くのか、中国語の説明を作る
・ジェトロが作った上海の大学生の1日を紹介した動画を見る
・自己紹介の一部を教室の前で1人で言う、あいさつ→名前→府大の学生まで。
・中国のWeb検索サービス百度で、中国の“名片”(名刺)を見る
【補充1】
大家好!
(みなさん、こんにちは)
我姓〜、叫〜〜。
(わたしは〜、〜〜といいます)
〜:苗字を入れる
〜〜:フルネームを入れる
我是大阪府立大学的学生。
(わたしは大阪府立大学の学生です)
【補充2】名刺によく出てくる単語
地址(住所)
网址(WebページのURL)
电话(電話)
传真(ファクシミリ)
手机(携帯電話)
QQ(中国の代表的なメッセンジャー)
微信(中国の代表的なメッセンジャー)
邮箱(e-mail)
e-mail アドレスは、“邮件地址”ともいう
【宿題】
・単語18-35
・第三课 年龄のプリントを予習する。
【次回の予定】
・単語18-35
・辞書の紹介
・子音(後半)
・無気音と有気音の聞き分け(後半)
・音節表を聞いてみる
・第三课 年龄
4月16日(月)3
【配布物】
・書き込み練習用の単語リスト(簡体字抜き、pinyin抜き)希望者のみに配布。
・グループワークの課題(自分のグループ以外のもの)希望者のみに配布。
【目標(can do list)】
・i、u、üで始まる音節の綴りの書き換えを理解できる。
・無気音と有気音の違いを理解できる。
【今回の授業】
・単語(母音始まり)自己採点の単語テスト
・eの発音のバリエーション
・方言と“普通话” (中国語の共通語)
・子音(無気音と有気音)
・子音(唇音、舌尖音、舌根音)
・前回配布した資料を使って、ワールドカフェ式のグループワーク。自分のまとめ(宿題の分とグループワークが終わった後のまとめ)、グループのまとめを提出、授業支援システムで共有。
【宿題】
・単語18-35
・授業支援システムの4月16日のコーナーにある「日・英・中の比較」に答える
・教科書pp.18-19、pp.14-15の予習
【次回の予定】
・単語18-35
・無気音と有気音の聞き分け
・子音(後半)
・教科書pp.18-19
・教科書pp.14-17
・第3声の声調変化
薬を飲むのにお湯?HSKの問題の理解に必要な背景知識
2015年にHSK(汉语水平考试)の新しい大綱が出た。従来からある“语言点大纲”“词汇表”に加えて、最初の大綱にはなかった“话题大纲”、“任务大纲”が付け加わっている。また“样题”も差し替えられている。
孔子学院总部/国家汉办≪HSK考试大纲 二级≫(人民教育出版社、2015年)に掲載されている問題例を見ていたら、音声の内容と合致する写真を選ぶ問題で、「どうしてまだ薬を飲んでいないの?」といった音声に対して、掌の上に薬のカプセルを載せている写真を選ぶものがあった。ポイントとなる“吃药”という動詞+目的語の組み合わせがわかっていればおそらく解ける問題だと思う。
ただ、それ以外に日本で育った日本語母語話者には理解しにくい表現ある。文字面の意味はたいして難しいわけではない。“水太热了”。まず中国語の“水”はH20の液体全般を指す、温度に関わらず“水”ということが可能だという点だ。特にお湯と言いたければ、“热水”(熱い水)と言うか、“开水”(沸騰させた水)と言う。それでもなお理解しにくいのは、なぜ薬を飲むのにわざわざお湯?という点だ。中国では一般に生水を飲むことを避け、一旦沸かしたお湯を飲むという生活習慣に関する知識がないと理解しにくい。
また、“××元1斤”といった表現もHSKの問題に時々出てくるのだが、量り売りで物を買った経験がない学生さんには理解しにくいようだ。それだけでなく、量り売りの基準単位が“1斤”(500グラム)という伝統的な重量単位が使われているという知識も必要だ。日本でも量り売りはあるのだが、基準単位はたいてい100グラムだ。
いつのHSKの問題か忘れたが、音声の内容と一致する写真を選ぶ問題で、正解として“老师”の写真を選ぶものがあった。正解の写真はスーツを着た若い女性の前に地球儀が置かれているものだった。黒板の前でチョークを持っている写真ならわかりやすいのだが。この問題の場合、音声の内容がわかっていれば、消去法で一番それらしい写真ということで正解は出せたのだが、なぜ地球儀?と感じたので、知り合いの中国人教員に尋ねると、地球儀とスーツの女性で教員のイメージだということに特に疑問は感じないと言う。言語と文化や生活習慣は分かちがたい。
これもいつの問題だったか忘れたが、HSKの読解問題で、空港に来るのが遅くて、チェックイン時間がすでに過ぎていて予約した飛行機に乗れないというシーンがあった。担当した学生さんの実力からして文の字面の意味はわかっているのだが、この文章全体が何を言っているのかよく理解できないようであった。飛行機に乗るには予約してチケットを買っただけではダメで、搭乗までには、チェックインしてボーディングパスをもらう→安全検査を通るという一連の手続きが必要なので、飛行機のチェックインは搭乗時刻のだいぶ前に〆切になるという知識がなかったのかもしれない。これは特定の文化に依拠する知識ではなく、現代社会のシステムに関する知識、言語の学習は総力戦だ。
4月12日(木)1
【連絡】
・次回までに教科書を買って予習をしてください。
【配布物】
・シラバス
・前期のプリント教材
#上記2点は授業支援システムからダウンロードできます。
・ハンコカード
【今回の授業】
・シラバスの説明
・ハンコカードの説明
・中検の説明
・第3回で行う中検模擬試験、準4級にするか4級にするかを出席カードに書いて提出。
・HSKの説明
・HSK2級(1)〜(5)の听写、出席カードに書いて提出。
・プリントp1(時点)
・生年を尋ねる会話練習
・辞書の説明
【宿題】
・オレンジのキクタン第1周
・プリントの予習(時点・時量・前置詞の部分)
【次回の予定】
・オレンジのキクタン第1周(自己採点の単語テスト)
・辞書の説明補足
・HSKの説明補足
・プリントp1の残り(時刻の練習問題)
・プリントp2〜6
・HSK2級(6)〜(10)
4月10日(火)5
【配布物】
・シラバス
・前期の単語308
・前期の教材
#以上は授業支援システムからダウンロード可能です。
・ハンコカード
【目標(can do list)】
・自分の名前を言える。
・自分が大阪府大生であることを言える。
・自分の専攻を言える。
・自分の趣味を言える。
【今回の授業】
・シラバスとハンコカードの説明
・単語リストの説明
・単語学習サイトQuizletの紹介
・Web辞書、辞書アプリの紹介
・スマートフォンの中国語入力方法について紹介
・自己紹介を作る
・自己紹介の合成音声を作る
【宿題】
・自己紹介を何も見ないで言えるようにする。
・単語リストのうち動詞の部分、テーマは2つ。身体を動かすことと移動に関連するもの。
【次回の予定】
・単語テスト(自己採点)
・自己紹介を何も見ずに言う。
・人にクラスメートを紹介する。
・自分の名前の苗字がどんな字を書くかを説明する方法を考える
・中国の名刺を読解してみよう。