【連絡】
・2月10日(水)1限、期末試験を行います。問題形式などについては以前に配布したプリントを参照してください。なくした人は講義支援システムからダウンロードできます。
期末試験の範囲は以下の通りです。
<会話体の本文のプリント>
p1〜43(p43については一番上の表のみ)
<練習のプリント>
p1〜19
#プリントをなくした人は講義支援システムからダウンロードできます。
・次回、授業冒頭で「学習の記録」を回収します。
「学習の記録」は点数化することはありませんが、成績がボーダーラインにかかった時には参考にします。ボーダーラインにかかるとは、例えば成績をシラバスの予告どおりに計算すると79点だった、あと1点あれば80点でAになるといった場合です。「学習の記録」からその人が普段まじめに学習していることがわかれば、1点プラスします。そうでなければ79点のままです。言い換えれば悠々90点以上取れる人や、逆に箸にも棒にもかからない点数の人にとってはあまり関係がないということになります。その場合でもわたしの授業がどのように理解されているかを知って今後の授業改善に役立てるために読みます。みなさんの「学習の記録」を読むのを楽しみにしています。
【今日進んだところ】
・暗誦テスト
#暗誦テスト中の時間待ちの課題は、講義支援システムからダウンロードできます。
・「中国語の学習歴」課文の説明
・中級クラスの案内
#中級クラスの案内は講義支援システムからダウンロードできます。
・期末試験範囲の確認
【今日の補充】
・様態補語の例
英語のスピーキングを様態補語を使って描写してみる。
你(说)英语说得怎么样?
#怎么样?(どうですか)#状態や様子を尋ねる。
我(说)英语说得不好。
#不好(うまくない)
我(说)英语说得不太好。
#不太〜(あまり〜でない)
#不太好(あまりうまくない)
我(说)英语说得还可以。
#还可以(まあまあ)#良いとは言えないが、まあなんとか許容範囲
・動詞+継続時間+目的語
(例)我昨天复习了两个小时课文。
(わたしは昨日2時間教科書の本文を復習しました)
但し、目的語が人称代名詞の時は例外(詳しくはプリントp41参照)。
・動詞+人称代名詞の目的語+継続時間
・動詞+“了”+継続時間+目的語。
(例)我学了一年中文。
(わたしは中国語を1年勉強しました)
#話をしている時点ではおそらくもう勉強していない。
・動詞+“了”+継続時間+目的語+“了”
(例)我学了一年中文了。
(わたしは中国語を勉強して1年になります)
#話をしている時点で勉強していて、その期間が1年に達する。
・中国語の「はやい」は2種類ある。
快 (速度がはやい)
早 (時刻がはやい)
・中国語の「おそい」は2種類ある。
慢 (速度がおそい)
晚 (時刻がおそい)
#混乱しそうだったら
1日のうちはやい時刻に食べるご飯→早饭
1日のうちおそい時刻に食べるご飯→晚饭
と関連づけて憶える。
・一つの字が複数の発音を持っていることがあり、その場合は発音ごとに意味が異なる。
例えば、
“得” 手に入れる
“得” 〜しなければならない。
“得” 補語を導く助詞
【今日の豆知識】
・中国のレストランでチップは必要?
基本的には要りません。ただ、高級レストランでは勘定書にあらかじめサービス料が含まれていることがあります。サービス料は“服务费” といいます。
【今日の宿題】
なしです。みなさん、期末試験がんばってください!
【次回の予定】
・「学習の記録」を回収
・期末試験
カテゴリー: 中国語の授業 > 水1限の授業
1月27日(水)1限
【連絡】
・次回(2/3)暗誦テストを行います。暗誦の課題文など詳しくは講義支援システムを見てください。
【今日の配布物】
・「レストランで注文する」の朗読練習用プリント
・学習者向けpinyin付きメニュー
#学習者向けメニューは既存の書籍からコピーしたので、講義支援システムにはアップロードできません。今回欠席した人は次回の授業で取りに来てください。
【今日進んだところ】
・「レストランで注文する」の説明続き
・「レストランで注文する」の朗読練習
・小テスト返却
・学習者向けpinyin付きメニューを使った会話練習
・ぐるなび海外版アジアの中国の部分を使って、自分の行きたいレストランの名前、食べたい料理名を調べてメモし、そのpiniynを調べる。
・咕嘟妈咪(ぐるなび上海、現地の人向けなので全て中国語)を見る。
【今日の補充】
・レストランで飲み物を注文する単位
ボトル 瓶
グラス 杯
・料理を注文する
来一个青椒肉丝。
(ピーマンと豚肉の細切り炒めを1つください)
・お勘定をする。
服务员,买单。
(ウェイトレスさん/ウェイターさん、お勘定して)
#ファストフードやあらかじめ食券を買うようなところは別だが、中国のレストランは客がレジに行くのではなく、店員にテーブルまで勘定書を持ってきてもらってテーブルで勘定をすることが多い。
・もう要りません。
一つ何か注文すると、“还要什么?” (他に何が要りますか=他にご注文は?)と店員さんが聞いてきます。
もしもう要らなければ、“不要了” (もう要りません)と答えればよいでしょう。
文末の“了”は話者が新しい事態を認識したこと(変化)を表します。
要(欲しい)→ 不要(欲しくない)
・套餐 (セットメニュー、コース料理)
・自助餐 (バイキング)
【今日の豆知識】
・ご飯はまだ?
拼盘 、“冷盘” ともいいますが、冷たい前菜がまず出ます。そして“大菜” (メインディッシュ)は“炒菜” (炒め物)を中心とした温かい料理。その後に“汤” (スープ)と“主食” (ご飯などの主食)が来ます。ご飯が出てくるは随分後です。ご飯とおかずを一緒に食べたければ、“先上米饭来” (先にご飯を持ってきてください)と言えばよいでしょう。
・中国料理は大皿に盛られていて皆で取り分けるのが基本です。ですので、伝統的な中国料理のレストランは少なくとも3〜4人で行かないと、バラエティに富んだ料理が食べられません。
・中国のレストランで“米饭” (ライス、ご飯)や“饺子” (ギョーザ、中国でギョーザといえばゆでギョーザ)を注文するときに、重さで注文することがあります。使う単位は以下のとおり。
两 (50グラム)
斤 (500グラム)
一人前の目安は、“二两”(100グラム)から“三两”(150グラム)くらいです。
・中国のレストランの料理名に“肉”と入っていたら、何の肉?
それは豚肉です。豚肉のことは“猪肉” といいます。
牛肉は“牛肉” 、鶏肉は“鸡肉” 、羊肉は“羊肉” と肉の種類が書いてあります。つまり肉のデフォルトが豚肉なのです。
但し、中国にもイスラム教徒がいます。イスラム教徒の人は豚肉を食べません。イスラム教徒用のレストランには“清真” という表示があり、もちろん豚肉を使った料理はありません。イスラム教徒以外の人も食事をしてかまいませが、外で買った豚肉を使った食品を持ち込んではいけません。
【今日の宿題】
宿題はありません。暗誦テストに備えて練習してください。
【次回の予定】
・暗誦テスト
#順番待ちの間、小テストを復習する課題をやってもらいます。
・中級クラスの案内
・PDF教材に関するアンケート
・もし時間があれば「中国語の学習歴について話す」の課文
・期末試験の範囲の確認
1月20日(水)1限
【今日の配布物】
・2月3日の暗誦テストの課題文を配布しました。
#音声付きPDFファイルは講義支援システムからダウンロードできます。
【今日進んだところ】
・暗誦テストの説明と暗誦の課題の朗読練習
・自分の名前の中国での説明を辞書を引いて考える
・「レストランを予約する」の課文の朗読練習
・「レストランで注文する」の課文の説明(途中まで)
【今日の補充】
・这是我的名片。(これは私の名刺です)
#日本人の名前によく使う漢字が中国語でもよく使われるとは限らず、聞いただけではどんな字で書くのかわからないことも多い。名刺を作っておくと便利。
・好吃 (おいしい)#食べておいしい
・好喝 (おいしい)#飲んでおいしい
・好看 (きれい、美しい)#見てきれい
・好听 (きれい、耳に心地よい)#聞いてきれい
・中国語では「なに?」も「なにか」も“什么”
・中国語では「だれ?」も「だれか」も“谁”
・中国語では「どこ?」も「どこか」も“哪儿”
・中国語では「いくつ?」も「いくつか」も“几个”
#形では区別できないので、文の中での使われ方を見る。
(例)
A:你想吃什么?(何を食べたいですか)
B:我想吃饺子。(餃子を食べたいです)
(例)
A:你想吃什么吗?(何か食べたいですか)
B:不,我不想吃。(いいえ、食べたくないです)
・请帮我照张相。
(私の代わりに写真を1枚撮ってください→写真を撮ってください)
#人にカメラのシャッターを押してもらうときの台詞
照相(写真を撮る)
照一张相(写真を1枚撮る)→照张相
#“张”は平たいものを数える量詞。
#文中にある量詞の前の“一”は省略されることがある。
【今日の豆知識】
・笑顔で写真を撮るために:チーズとナス
日本では写真を撮る時に笑顔で撮るために「チーズ」と言ったりしますが、中国では“茄子” (ナス)と言うことがあります。発音してみるとわかりますが、唇を横に引く音です。
【今日の宿題】
無しです。2月3日の暗誦テストに備えて練習してください。
【次回の予定】
・小テスト返却
・「レストランで注文する」の課文の説明の続き(反復疑問文から)
・「レストランで注文する」の課文の朗読練習
・「レストランを予約する」の参考Webページ紹介
・中国語のWebページを検索するには?
1月13日(水)1限
【連絡】
・2月3日に暗唱のテストを行います。次回(1月20日)に暗唱の課題を配布します。
【今日の配布物】
・期末試験の説明のプリント
・「レストランを予約する」の課文
#両方とも講義支援システムからダウンロードできます。
【今日進んだところ】
・小テスト
・期末試験の日時等の説明
・ の“外出就餐”の解読
・「レストランを予約する」の課文の説明
【今日の補充】
・“想”+動詞(〜したい)
・動詞+結果補語
動詞+“好”(動作の結果、良い状態にしあがる、ちゃんと〜する)。
(例)保管(保管する)
(例)保管好(きちんと保管する)
・店員はどう訳す?
サービス業の店員(ウェイトレス、ウェイター、ホテルの従業員など)
服务员
販売業の店員
售货员
【今日の豆知識】
・国字
日本人が作った漢字。例えば「畑」「辻」など。日本人が作った漢字なので中国語の発音はないが、中国語で読むときは便宜的に旁の音を取って読む。「畑」であれば「田」tián、「辻」であれば「十」shí。
・中国のレストランはテーブルでお勘定をする。
ファストフードや食券を買うところは別ですが、中国のレストランはお勘定をテーブルでするのが一般的です。食事が終わったら、ウェイトレスを呼んで伝票を持ってきてもらい、テーブルでお金を払います。ウェイトレスがレジに払いに行き、お釣りがある時はウェイトレスがテーブルまで持ってきてくれます。
“服务员,买单。” (ウェイトレスさん、お勘定して)
逆に、中国から日本に観光に来た人が、食事が終わった後に自分でレジに行かずにテーブルでお勘定をしようとすることがあります。レジに行って欲しい時は以下のページの表現を使うとよいでしょう。
清原文代『接客のための中国語』29.お会計はレジでお願いいたします。
【今日の宿題】
「レストランを予約する」の課文を憶える。
【次回の予定】
・暗唱の課題の配布
・「レストランを予約する」の朗読練習
・自分の名字をどう書くか中国語で説明する
・「レストランで注文する」の説明と朗読練習
12月16日(水)1限
【連絡】
・1月13日(水)に第2回小テストを実施します。問題形式は第1回に準じます。
範囲は「道を尋ねる」の課文と練習問題、「道を尋ねる、バスの乗り方」の課文と練習問題、及び時点と時量のまとめのプリントです。
・3つの目標&毎回の授業の3つのポイントを書くプリント(学習の記録)は期末試験の日に提出です。毎回のポイントを書くのがたまっている人、冬休みのうちに追いついておいてください。なくした人は講義支援システムからダウンロードできます(10月7日のところにあります)。
【今日の配布物】
・時点と時量のまとめのプリント
・チェックシート2種類
#講義支援システムからダウンロードできます。
・吴月梅主编(商务印书馆 2008年)より“外出就餐”(p156-157)
#既存の書籍の一部をコピーして作ったプリントは、著作権法の規定により講義支援システムにアップロードすることができません。今日欠席した人は出席した人に見せてもらうか、清原の研究室(B3棟5階)まで取りに来てください。
【今日進んだところ】
・前回の中国語で乗り換え案内の補足
・時点と時量の言い方
・時点+動詞
#日本語と同じ語順!英語の影響を受けて間違わないこと!
(例)我八点起床。。(わたしは8時に起きます)
・動詞+時量
#日本語と逆の語順!日本語の影響を受けて間違わないこと!
(例)我工作八个小时。(わたしは8時間働きます)
・時点と時量のまとめのプリントの練習問題
【今日の補充】
・去〜怎么坐车?
(〜に行くにはどうバスや電車に乗りますか→〜へはどの電車やバスに乗ればいいですか)
・从A到B怎么坐车?
(AからBまでどうバスや電車に乗りますか→AからBへはどの電車やバスに乗ればいいですか)
以下、電車の乗り方の例
・坐〜〜线,在××站下车。
(〜〜線に乗って、××駅で降ります)
・先坐〜〜线,到××站换○○线,在△△站下车。
(まず〜〜線に乗って、××駅についたら○○線に乗り換えて、△△駅で降ります)
・坐开往~~的列车。
(〜〜行きの列車に乗る)
开往 (〜行き)
#列車やバスの場合の言い方。飛行機の〜行きは“飞往”fē
・到了××站,请给我打电话。我去接你。
(××駅に着いたら、私に電話してください。迎えに行きます)
#接 (出迎える)
・“是〜的”の構文
すでに起こったとわかっている事柄に対して使う。その起こった事柄に関して、時間・場所・方法などを強調する。
A:王老师来了吗?(王先生は来ましたか)
B:来了。(来ました)
A:他是怎么来的?(彼はどうやって来ましたか)
B:是骑自行车来的。(自転車に乗って来ました)
#必ずしも前半の会話が必須であるわけではないが、“是〜的”の構文を使うには、聞き手と話し手の間で王先生はすでに来たということが認識されている必要がある。その上で“是〜的”の構文を使って来たときの方法にスポットを当てて話している。
・上课 (授業に出る、授業をする)
#学生の立場からも教員の立場からも使う。
・下课 (授業が終わる、授業を終わる)
#学生の立場からも教員の立場からも使う。
・上班 (出勤する)
・下班 (退勤する)
【今日の宿題】
・小テストに備えて復習してください。
・今日配ったのプリントを解読しておいてください。
【次回の予定】
・小テスト第2回
・のプリント
・「レストランで食事をする、予約する」の課文の説明
・「レストランで食事をする、予約する」の朗読練習
・「レストランで食事をする、予約する」の練習問題
12月9日(水)1限
【連絡】
・第2回小テストは1月13日(水)です。範囲は第1回の小テストが終わったところから次回の授業で進んだところまでです。詳しい範囲は次回(12月16日)に発表します。
【今日の配布物】
・中国語の検定試験に関するプリント
【今日進んだところ】
・中国語検定(中検)の紹介
・中国語コミュニケーション能力検定(TECC)の紹介
・汉语水平考试(HSK)の紹介
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の練習問題
【今日の補充】
・从〜到…(〜から…まで)
・一个小时 (1時間)
・一个半小时 (1時間半)
・两个小时 (2時間)
・五分钟 (5分間)
・十分钟 (10分間)
【今日の宿題】
以下の文を憶える。
你是怎么来的?
(あなたはどうやって来ましたか)
我是坐火车来的。
(わたしは電車に乗って来ました)
从你家到学校要多长时间?
(あなたの家から学校までどのくらい時間がかかりますか)
大概要〜左右吧。
(だいたい〜くらいでしょう)
【次回の予定】
・「レストランで食事をする、予約する」の課文の説明と朗読練習
・時点と時量のまとめ
11月2日(水)1限
【連絡】
・新型インフルエンザによる欠席届について変更がありました。詳しくは以下のWebページを見てください。
「 新型インフルエンザに伴う欠席の取扱いの変更について~学生の皆さんへ(7)~」
【今日の配布物】
・「道を尋ねる、バスの乗り方」のpinyin無しの課文
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の練習問題
#欠席した人やプリントをなくした人はファイルを講義支援システムからダウンロードでいます。
【今日進んだところ】
・小テスト返却
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の課文の後半の説明
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の発音練習
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の練習1の説明(練習にはまだ入らず)
【今日の補充】
・“是〜的”の構文
すでに起こったことがわかっていることについて、その事柄にまつわる時間、場所、方法などを強調する。
(例)
A:小王来了吗?(王さんは来ましたか)
B:来了。(来ました)
A:他是怎么来的?(彼はどうやって来ましたか)
#“怎么”(どのように)を強調。
B:他是坐火车来的。(彼は列車に乗ってきました)
#“坐火车”(列車に乗って)を強調。
・副詞の“再”
(1)くりかえし
(例)请再说一遍。(もう一度言ってください)
(2)一連の行為の流れの中で、あることをしてそれから
(例)
A:到车站怎么走?(駅へはどう行きますか)
B:往前走到底,再往右拐。(突き当たりまでまっすぐ行って、それから右に曲がります)
・言い切りを和らげる助詞“吧”
他是中国人。(彼は中国人です)。
他是中国人吧。(彼は中国人でしょう?)
・二 :2番目
・两 :量の2
(例)5人の人が行進しているとします。
第二个人(2人目の人)というと前から2番目の特定の一人の人を指しています。
两个人(2人の人)というと、5人のうちの2人です。
・少 (少ない)と小 (小さい)の発音を混同しないように!
・A:到车站怎么走?(駅へはどう行きますか)
B:往前走到底就是。(突き当たりまでまっすぐ行ったらそこです)
#“是”のあとに车站が省略されている。ここの“就”は他でもなくという意味。
・中国語の「、」と「,」はどう違う?
【今日の豆知識】
・“坐出租车”(タクシーに乗る)ことを、“打的” ともいいます。
・自分で車を運転することは“开车” といいます。
・中国語の“电车” は日本語と同じ電車という意味で使われることもありますが、そもそもはトロリーバスのことを指し、今でもその意味で使われます。
百度图片搜索(中国語のWebページ検索サービス百度の画像検索)で、电车を検索する。
【今日の宿題】
「道を尋ねる、バスの乗り方」の課文(全部で4行)を憶える。
【次回の予定】
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の練習
・「レストランで食事をする、予約する」の課文
11月25日(水)1限
【連絡】
・シラバスでは第2回の小テストは12月と予告していましたが、第1回の実施が予定より遅くなったので、このままでは第1回と第2回の間隔が詰まりすぎてしまいます。第2回の小テストは1月の第1回の授業で実施することにします。
【今日の配布物】
・「道を尋ねる」の練習問題
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の課文
講義支援システムからダウンロードできます。
【今日進んだところ】
・小テスト実施
・「道を尋ねる」の練習問題
・「道を尋ねる、バスの乗り方」の前半2行の説明
【今日の補充】
・怎么
(1)怎么+動詞:方法方式を尋ねる。
(例)到〜怎么走?
(〜へはどう行きますか)#行き方を尋ねる。
(2)原因理由を尋ねる
(例)喂,小林,你怎么还不来?(もしもし、林さん、あなたはどうしてまだ来ないのですか)
・ごく親しい間柄では1文字の姓の前に“小” や“老” をつけて呼び名にします。
小王 (王さん)
老王 (王さん)
“小”は同年配や年下の人に、“老”は目上の人に使います。
中国人にも2文字の姓の人がいますが、2文字の姓にはつけません。
・“前”“后”“左”“右”などの1文字の方位詞は前置詞の目的語になるときや成語の中では1文字で使えます。
(例)往前走(前へ歩く)
存在を表す構文の主語になるときや、ある物を基準にして〜の前や〜の左などのように言いたい時には“〜面”“〜边儿”の形になります。
(例)前边儿有一个公园。(前に公園があります)
(例)前面有一个公园。(前に公園があります)
×前有一个公园。
(例)邮局在便利店(的)后边儿。(郵便局はコンビニの裏にあります)
(例)邮局在便利店(的)后面。(郵便局はコンビニの裏にあります)
×邮局在便利店(的)后。。
・超市 (スーパー)は超级市场から。
・便利店 (コンビニ)
・初中 (中学)
・高中 (高校)
二つ合わせて“中学”
・手の機械と書いて、手机 (携帯電話)
【今日の豆知識】
・县 (県)は市 (市)より小さい。
中国の行政単位は上から
省 →市 →县
となっていて、県と市の関係が日本とは逆です。
また少数民族が多く住む地域では自治区 が設けられています。
市の中には、北京や上海などのように直辖市 といって省ではなく政府が直接管轄する市があります。
・政府がたくさん
日本語で政府といえば1つの国には1つですが、中国語の政府 は行政機関という意味で、省政府、市政府など様々なレベルで政府があります。所謂日本語で言うところの政府は正式には中央人民政府と言います。
【今日の宿題】
・以下の文を憶える。
请问,到火车站怎么走?
(すみません、駅へはどう行きますか)
请问,到市政府怎么走?
(すみません、市役所へはどう行きますか)
【次回の予定】
・「道を尋ねる、バスの乗り方」課文の説明の続き
・前置詞の“离”と“从”
・「道を尋ねる、バスの乗り方」課文の朗読練習
・「道を尋ねる、バスの乗り方」練習問題(電車の乗り換え)
11月18日(水)1限
【連絡】
・次回(11月25日水曜日)小テストを実施します。
範囲は「チケットを買う」「買い物(値切る)」「買い物(サイズ違いや色違いを出してもらう」の課文と練習問題、及び「道を尋ねる」の課文です。
問題形式は以下の通り。
聞き取り(簡体字で解答)、日本語を中国語に訳す(簡体字+pinyinで解答)、並べ替え(pinyinで出題、簡体字で解答、日本語訳付き)、穴埋め、書き換え(肯定文→否定文、疑問文など)
【今日の配布物】
・チェックシート
・「道を尋ねる」の課文と発音練習用のpinyinなしの課文
#すべて講義支援システムからダウンロードできます。
【今日進んだところ】
・チェックシートの説明
・色彩のイメージ
・「道を尋ねる」の課文の説明
・「道を尋ねる」の課文の発音練習
【今日の補充】
・場所+“有”+人、物
存在の有無を問題にする構文、人や物は一般に不特定のもの、数量詞を伴うことが多い。
(例)桌子上有一本书。(机の上に本が1冊あります)
“桌子”だけでは物体としての机を指しているだけ、“上”をつけて場所にする。
#・“机”は機の簡体字!
(例)飞机(飛ぶ機械→飛行機)
・人、物+“在”+場所
存在することはわかっていて、その所在を問題にする構文、人や物は特定のもの。
(例)书在桌子上。(本は机の上にあります)
この構文の本は話し手と聞き手の間であの本のこととわかっている特定の本。
なんでもこの2つの構文で言えるわけではない。
(例)我哥哥在东京。(わたしの兄は東京にいます)
×东京有我哥哥。
#わたしの兄は特定の人物。
・A:厕所在哪儿?(トイレはどこにありますか)
・B:在那儿。(あそこにあります)
#“哪儿”と“那儿”を間違えないように!
#トイレの言い方いろいろ
洗手间
卫生间
#“卫”は衛の簡体字
#トイレの男女の別を言いたい時は、
男厕
女厕
・階の言い方
楼上 (上の階)
楼下 (下の階)
〜楼 (〜階)
(例)一楼(1階)
(例)二楼(2階)
・1つの敷地に複数のビルがある時の言い方
(例)一号楼 (1号館)
(例)一号楼一层 (1号館1階)
#階には“层” という言い方もある。
・“往”+動作行為の向かう方向+移動を表す動詞
(例)往右拐(右に曲がる)
【今日の宿題】
・無しです。小テストに備えて復習してください。
【次回の予定】
・小テスト
・「道を尋ねる」練習問題(会話練習)
・「バスの乗り方を尋ねる」の課文の説明と発音練習
11月11日(水)1限
【連絡】
・11月25日(水)に第1回小テストを実施します。
【今日の配布物】
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」のpinyin無しの課文
・シラバス修正版(期末試験の日時に誤りがありました、すみません)。
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の練習問題
#練習問題は講義支援システムからダウンロードできます。
【今日進んだところ】
・修正版シラバスの配布
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の課文の朗読練習、会話練習
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の練習問題
【今日の補充】
・请等一下。(ちょっと待ってください)
・请等等。(ちょっと待ってください)
・请等一等。(ちょっと待ってください)
・请稍等。(少々お待ち下さい)
・今天很热。(今日はとても暑い)
・今天很冷。(今日はとても寒い)
・水 (H2Oの液体)
・热水 (熱い水→お湯)
・开水 (沸騰させた水→お湯)#飲料用
・凉水 (冷たい水)
・汤 (スープ)
#日本漢字で書くと「湯」。中国語でも昔はお湯という意味があったが、現代中国語ではスープのこと。
・初級レベルで憶えておきたい疑問文の文型
(1)助詞の“吗”を文末に置く疑問文
(例)你是学生吗?(あなたは学生ですか)
(2)動詞・形容詞・助動詞の肯定形と否定形を重ねた反復疑問文
(例)你是不是学生?(あなたは学生ですか)
(3)疑問詞疑問文
(例)你买什么?(あなたは何を買いますか)
疑問詞の例
什么 (なに?)
谁 (だれ?)
哪儿 (どこ?)
哪个 (どれ?)
#“哪”+量詞。ここでは代表的な量詞の“个”を使っているが、それ以外の量詞を使うこともある。
(3)二者択一の選択疑問文 A 还是 B?
(例)你喝茶,还是喝咖啡?(あなたはお茶を飲みますか、それともコーヒーを飲みますか)
(4)名詞+“呢”?代名詞+“呢”?の省略型の疑問文
(例)A:您贵姓?(お名前は何とおっしゃいますか)
B:我姓王。您呢?(王といいます。あなたは?)
A:我姓田中。(田中といいます)
【今日の豆知識】
・量り売り
中国では野菜、果物、肉、魚など多くの生鮮食品は伝統的には量り売りです。
中国の重さの単位については以下のWebページを参照してください。
大阪府立大学中国語講座第14回補足「サイズ、長さと重さの言い方」
量り売りの売り場には“〜元/斤”(500グラム当たり〜元)と書かれた値札があります。客は好きなだけ取り、店員は重さを量って値札の割合で価格を計算します。“超市”(スーパー)では日本と同じようなパック詰めのものもありますが、スーパーの中でも量り売りをしていたりします。
意外なことにレストランでも量り売りに遭遇することがあります。例えば、“米饭”(米のご飯)を頼むのに重さで頼むことがあります。
また、日本でギョーザといえばまず焼きギョーザを想像しますが、中国で“饺子”といえば“水饺”(ゆで餃子)です。餃子も重量で注文することがあります。これは皮に使われている小麦粉の重量です。
だいたい一人あたり“二两”(100グラム)から“三两”(150グラム)くらいです。
【今日の宿題】
「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の課文を憶えてください。
【次回の予定】
・セルフチェックシートの配布
・補足:色のイメージの話
・「道を尋ねる(所在を尋ねる)」の課文の説明と朗読練習
・「道を尋ねる(所在を尋ねる)」の練習問題