11月21日(月)IV

【今日の主な内容】
・小テストの返却
・第8課 p71 可能補語の残り
・p71 進行
・p71 来+動詞
・p72 動詞フレーズ+“的”+名詞
・p72 使役
・p72 介詞“用”
・p72 100以上の数

【今日のポイント】
・進行
在+動詞フレーズ+(呢)
正在+動詞フレーズ+(呢)
(例)你在干什么?(あなたは何をしているところですか)
(例)我正在看电视呢。(私はちょうどテレビを見ているところです)

動詞+ “着”のうち、動作行為そのものが持続している場合は、進行と連用できる。
(例)正在电视
#テレビを見るという行為自体が進行+持続中。

動詞+ “着”のうち、動作行為の後の状態が持続している場合は、進行と連用できない。
(例) 门开着呢。(ドアは開いている)
#ドアを開けた後、ドアは開いたままになっている→進行と連用不可!

・動詞フレーズが名詞の連体修飾語になるときには“的”が必要である。
(例)这是书。(これは本です)
(例)这是你要的书。(これはあなたがほしがっている本です)
#“你要的”が“书”にかかる連体修飾語。
“的”=「の」とは限らない。日本語では動詞が名詞を修飾するときには、動詞を連体形にして名詞にかけ「の」は使わない。中国語では連体修飾語を作る助詞の“的”が必要である。

・A+“让”+B+〜
AはBに〜させる
(例)妈妈让姐姐洗衣服。(お母さんはお姉さんに洗濯をさせる)

Aは省略されることがある。
让你久等了。
(私は)あなたを長い間待たせました→お待たせしました

“让我~”で「私に〜させてください」という丁寧な言い方ができる。
让我自我介绍一下吧。
(あなたは)私にちょっと自己紹介させる→ちょっと私に自己紹介させてください。

・100以上の数
#同じ漢数字を使うと言っても日本語とは言い方が異なる数があるので注意!
  100:一百 ×
 1000:一千 ×
10000:一万

1番上のケタに2が来たとき
  200:二百
 2000:两千
20000:两万

間に挟まった0は読む
105:一百零五
間に挟まった0が2回以上続いた時は1回だけ読む
1005:一千零五

後ろに0が続くと、位の数を省略できる。
150:一百五十
150:一百五

1500:一千五百
1500:一千五

・3ケタ以上の数字の中に入った10は“一十”
 10:十
110:一百一十
115:一百一十五

【今日のおまけ】
・中国のファーストフード
中国語ではファーストフードのことを “快餐kuàicān”と言います。 “麦当劳màidāngláo”(マクドナルド)や “肯德基kěndéjī”(ケンタッキー)などの外国資本のチェーンが中国に進出していますし、中国国内資本のファーストフードチェーンもあります。
日本でファーストフードと言うと気軽に食べられる安い食べ物で、ジャンクフードと呼ばれることはあっても、高級感のあるものとは決して言えないでしょう。しかし、中国では今のところファーストフードは日本のファーストフードよりは高級感のある食事です。というのは中国の伝統的な軽食(ギョーザや麺類、肉まん等)に比べれば、値段は4〜5倍になるからです。中国のドラマを見ていたら、10代の女の子がお父さんに今度の週末はケンタッキーに連れて行って!とお願いしているシーンがありました。連れて行ってもらった女の子はとてもうれしそうでした。これもファーストフードがちょっとおしゃれな食事の場と考えられているから成り立ちうるシーンでしょう。またこんな体験談を読んだことがあります。中国で日本語を教えている日本人教師が中国の学生を食事に連れて行くことにしました。学生に「どこに行きたい?」と尋ねると、返ってきた答えは「マクドナルド!」でした。その日本人教員は年配の人でファーストフードなんてまとな食事ではないと思っていましたから、「そんなファーストフードはだめだ、ちゃんとした中国料理を食べに行こう。」と言ったら、学生さんたちは残念そうな顔をしたそうです。

【今日の課題】
他说的话,我听不懂。(彼の言う話、私は聞いても理解できません)
让我想一想吧。(ちょっと私に考えさせてください)
让你久等了。(お待たせしました)
・100以上の数

11月21日(月)III

【今日の主な内容】
・小テストの返却
・第8課 p71 進行
・p71 来+動詞
・p72 動詞フレーズ+“的”+名詞
・p72 使役
・p72 介詞“用”
・p72 100以上の数
・p73 会話6行目まで

【今日のポイント】
・進行
在+動詞フレーズ+(呢)
正在+動詞フレーズ+(呢)
(例)你在干什么?(あなたは何をしているところですか)
(例)我正在看电视呢。(私はちょうどテレビを見ているところです)

動詞+ “着”のうち、動作行為そのものが持続している場合は、進行と連用できる。
(例) 我正在看着电视呢。
#テレビを見るという行為自体が進行+持続中。

動詞+ “着”のうち、動作行為の後の状態が持続している場合は、進行と連用できない。
(例) 门开着呢。(ドアは開いている)
#ドアを開けた後、ドアは開いたままになっている→進行と連用不可!

・動詞フレーズが名詞の連体修飾語になるときには“的”が必要である。
(例)这是书。(これは本です)
(例)这是你要的书。(これはあなたがほしがっている本です)
#“你要的”が“书”にかかる連体修飾語。
“的”=「の」とは限らない。日本語では動詞が名詞を修飾するときには、動詞を連体形にして名詞にかけ「の」は使わない。中国語では連体修飾語を作る助詞の“的”が必要である。

・A+“让”+B+〜
AはBに〜させる
(例)妈妈让姐姐洗衣服。(お母さんはお姉さんに洗濯をさせる)

Aは省略されることがある。
让你久等了。
(私は)あなたを長い間待たせました→お待たせしました

“让我~”で「私に〜させてください」という丁寧な言い方ができる。
让我自我介绍一下吧。
(あなたは)私にちょっと自己紹介させる→ちょっと私に自己紹介させてください。

・100以上の数
#同じ漢数字を使うと言っても日本語とは言い方が異なる数があるので注意!
  100:一百 ×
 1000:一千 ×
10000:一万

1番上のケタに2が来たとき
  200:二百
 2000:两千
20000:两万

間に挟まった0は読む
105:一百零五
間に挟まった0が2回以上続いた時は1回だけ読む
1005:一千零五

後ろに0が続くと、位の数を省略できる。
150:一百五十
150:一百五

1500:一千五百
1500:一千五

・3ケタ以上の数字の中に入った10は“一十”
 10:十
110:一百一十
115:一百一十五

【今日のおまけ】
・中国でギョーザと言えば“水饺”(ゆでギョーザ)
日本ではギョーザと言えば焼きギョーザのことですが、中国ではゆでギョーザの方が普通です。ゆでても中の具が出てこないようにギョーザの皮は厚めでもっちりとしています。

・重量で注文する主食
中国の主食は伝統的には北方は小麦粉で作った食品、南方は米でした。教科書では“一斤饺子”(500グラムのギョーザ)と注文しているように、これらの主食を注文する時には重量で注文するという習慣があります。日本ではこういう習慣がないので最初はとまどうかもしれませんが、だいたい1人前で100〜150グラムと考えればよいと思います。
・中国料理の“烧”は「焼く」ではない
教科書に “干烧大虾”(車エビのうま煮)という料理名が出てきますが、中国料理の “烧”は一旦油で揚げてから煮ることを言います。

【今日の課題】
他说的话,我听不懂。(彼の言う話、私は聞いても理解できません)
让我想一想吧。(ちょっと私に考えさせてください)
对不起,让你久等了。(すみません、お待たせしました)
・100以上の数

11月16日(水)II

【今日の主な内容】
・小テスト返却と講評
・第8課 p68 会話2
・p72 回数の言い方 例文(3)
・p72〜73 様態補語

【今日のポイント】
・様態補語
動詞や形容詞の後ろにおいて、後ろから補う言葉を補語と言う。
様態補語はすでに起こった動作行為について、その様子や状態を後ろから補う言葉。

跑得很快。(走るのがとても速い)
跑得不快。(走るのが速くない)
×不跑得快
#様子や状態がわかるということは、その動作行為がすでに行われたか、日常的に繰り返していることになる。したがって動作行為そのものを否定することはできない。

跑得快吗?(走るのが速いですか)
跑得快不快?(走るのが速いですか)
#反復疑問文は補語のところで肯定形と否定形を重ねる。

動詞が目的語を取る時
動詞+目的語+動詞+ “得”+補語
他说英语说得很流利。
(彼は英語を話すのがとても流暢だ。彼はとても流暢に英語を話す。)

目的語が独立して使える単語であれば、最初の動詞を省略できる。
他(说)英语说得很流利。 → 他英语说得很流利。

2つめの動詞は省略できない。
× 他说英语得很流利
# “得”は動詞に付く。2つめの動詞を省略してしまうと、 “英语”という名詞に “得”がくっつくことになってしまう。

【今日のおまけ】
・薬を食べる?
中国語では薬を飲むことを “喝”と言わず、 “吃”と言います。
吃药(薬を飲む)

・怎么+動詞
方法方式(やり方)を尋ねる、どうやって〜しますか。
这种药怎么吃?(この種類の薬はどう飲みますか。)
这种药一天吃三次,一次吃两片。
(この種類の薬は1日に3回飲みます、1回につき2錠です)

・補語のいろいろ
中国語の補語は様態補語だけではありません。おおよそ以下のようなものがあります。これから追々学んでいきます。
結果補語 (例)吃了(食べていっぱいになった=おなかいっぱいになった)
方向補語 (例)跑上来(走って上がってくる
可能補語 (例)听得懂(聞いて理解できる)听不懂(聞いても理解できない
様態補語 (例) 写得很好(書くのがとてもうまい)写得不好(書くのがうまくない
程度補語 (例)忙死了すごく忙しい)

数量補語
    時量補語(継続時間)(例)住两天2日間泊まる)
    動量補語(回数)(例)去一次1回行く)
    差量補語(差がどれくらいあるか)(例)他比我大两岁(彼は私より2歳年上だ)

・ “很快”の否定は?
“不很快”とすると “很快”(とても速い)というわけではない=「さほど速くない」という意味になり、単純な否定ではありません。単純な否定は“不快”です。

・yuの発音に注意!
拼音字母のyuは「ユ」ではありません!üのことです。üの前に子音が付かないときはyuを綴る決まりです。これは綴りの問題であって、発音はyu=üです。

【今日の課題】
你去过什么地方?是什么时候去的?
(あなたはどんな場所に行ったことがありますか。いつ行きましたか。)
我念了两遍课文。(私は教科書の本文を2回読みました)
他跑得不快。(彼は走るのが速くない)
她唱歌唱得很好。(彼女は歌を歌うのがうまいです)
他汉语说得真不错。(彼は中国語を話すのが本当にうまいです)

11月16日(水)I

【今日の主な内容】
・小テスト返却と講評
・第8課 p68 会話2
・p69 会話3
・p72 回数の言い方 例文(3)
・p72〜73 様態補語

【今日のポイント】
・様態補語
動詞や形容詞の後ろにおいて、後ろから補う言葉を補語と言う。
様態補語はすでに起こった動作行為について、その様子や状態を後ろから補う言葉。

跑得很快。(走るのがとても速い)
跑得不快。(走るのが速くない)
×不跑得快
#様子や状態がわかるということは、その動作行為がすでに行われたか、日常的に繰り返していることになる。したがって動作行為そのものを否定することはできない。

跑得快吗?(走るのが速いですか)
跑得快不快?(走るのが速いですか)
#反復疑問文は補語のところで肯定形と否定形を重ねる。

動詞が目的語を取る時
動詞+目的語+動詞+ “得”+補語
他写中文写得很好。
(彼は中国語を書くのがとてもうまい)

目的語が独立して使える単語であれば、最初の動詞を省略できる。
他(写)中文写得很好。→他中文写得很好。

2つめの動詞は省略できない。
×他写中文得很好
# “得”は動詞に付く。2つめの動詞を省略してしまうと、 “中文”という名詞に “得”がくっつくことになってしまう。

【今日のおまけ】
・薬を食べる?
中国語では薬を飲むことを “喝”と言わず、 “吃”と言います。
吃药(薬を飲む)

・怎么+動詞
方法方式(やり方)を尋ねる、どうやって〜しますか。
这种药怎么吃?(この種類の薬はどう飲みますか。)
这种药一天吃三次,一次吃两片。
(この種類の薬は1日に3回飲みます、1回につき2錠です)

・ “很快”の否定は?
“不很快”とすると “很快”(とても速い)というわけではない=「さほど速くない」という意味になり、単純な否定ではありません。単純な否定は“不快”です。

・中国語の言い方2種類
汉语Hànyǔ
“听tīng”(聞く)や “说shuō”(話す)と相性が良く、音声としての中国語というニュアンスがあります。
中文Zhōngwén
“写xiě”(書く)や “看kàn”(見る、読む)と相性が良く、文字で書かれた中国語というニュアンスがあります。

・yuの発音に注意!
拼音字母のyuは「ユ」ではありません!üのことです。üの前に子音が付かないときはyuを綴る決まりです。これは綴りの問題であって、発音はyu=üです。

【今日の宿題】#配布された用紙に書いて再来週提出!
・p75 [1]の(1)(2)(4)の3問
CDを聞いて、ますCDの内容を簡体字で書き取る。次にそれらは全て疑問文なので、自分の答えを中国語で書く。

【今日の課題】無しです。

11月14日(月)IV

【今日の主な内容】
・小テスト実施。
・小テスト答え合わせ
・第7課 p67の残り
・第8課 p71可能補語

【今日のポイント】
・助詞“了”
(1)動詞+“了” 完了
(例)我买了一本书。(私は本を1冊買いました)

(2)文末の“了” 変化(話し手が新しい事態の出現を認知する)
教科書の会話文では山田君は最初は商品が気に入って買う気がありましたが、お店の人が値引きに応じてくれないので、こう言いました。
(例)我不想要了。(私は欲しくなくなりました)
“想要”から “不想要”に変わったいうことを文末の“了”で表しています。

・可能補語
実際にそうしようとしてそうできる、或いはできないということを表します。
看得懂(見て理解できる)
看不懂(見ても理解できない)
たとえば英語を習ったことのない人は、“看不懂英文”(英語を見ても理解できない)です。

50人分の椅子がある部屋に10人来ると、“坐得下”(座りきれる)。“下”は容量があるという意味です。でもこの部屋に100人来ると、“坐不下”(座りきれない)です。

黒板に大きく字が書いてあります。“看得清楚”(はっきり見える)です。“清楚”ははっきりくっきりという意味です。
字が非常に小さいと、“字太小了,看不清楚”(字が小さすぎます、はっきり見えません)。

食べ物が山盛りです。
太多了,我一个人吃不了。(多すぎます、私一人では食べきれません)。
“了”は助詞のときはleと読みますが、補語になった時はliǎo(liaoの3声)で読みます。量的に〜しきれるという意味です。

・“能”や“可以”など助動詞を使った可能不可能と可能補語はどう違う?
主観的な可能不可能は助動詞でしか表せません。
怪しげな液体が入った瓶が机の上にあったとします。実はこれは農薬です。
这是农药,不能喝。(これは農薬です。飲めません)
死ぬ気であれば飲もうと思えば飲めるでしょうが、飲めません、飲んではいけませんという意味です。

ビールが30本置いてあります。
太多了。我一个人喝不了。(多すぎます。わたし一人では飲みきれません)
可能補語の場合は、実際にそういうふうにしようとしてできるかできないかということを表します。この場合はいくらなんでも一人で30本は飲もうと思っても飲みきれないと言ってます。

【今日の課題】無しです。

11月14日(月)III

【今日の主な内容】
・小テスト実施。
・小テスト答え合わせ
・第8課 p71可能補語

【今日のポイント】
・可能補語
実際にそうしようとしてそうできる、或いはできないということを表します。
看得懂(見て理解できる)
看不懂(見ても理解できない)
たとえば英語を習ったことのない人は、“看不懂英文”(英語を見ても理解できない)です。

50人分の椅子がある部屋に10人来ると、“坐得下”(座りきれる)。“下”は容量があるという意味です。でもこの部屋に100人来ると、“坐不下”(座りきれない)です。

黒板に大きく字が書いてあります。“看得清楚”(はっきり見える)です。“清楚”ははっきりくっきりという意味です。
字が非常に小さいと、“字太小了,看不清楚”(字が小さすぎます、はっきり見えません)。

食べ物が山盛りです。
太多了,我一个人吃不了。(多すぎます、私一人では食べきれません)。
“了”は助詞のときはleと読みますが、補語になった時はliǎo(liaoの3声)で読みます。量的に〜しきれるという意味です。

可能補語の中には慣用表現になったものもあります。
“对不起”は元来「顔向けできない、合わせる顔がない」という意味です。そこからすみませんという意味になりました。
“对不起”の肯定形は “对得起”です。こんな風に使います。
你这样做,对得起父母吗?(あなたはそんなふうにして、両親に顔向けできますか)。

・“能”や“可以”など助動詞を使った可能不可能と可能補語はどう違う?
主観的な可能不可能は助動詞でしか表せません。
学校内でイベントをしています。そこへ他校の学生が来ました。
我不是这个学校的学生,可以进去吗?(私はこの学校の学生ではないですが、入れますか。)
入ろうと思えば入れるでしょうが、入れるのか、入っても良いのか尋ねています。

イベントはなかなか盛況のようです。
人多不多?还进得去吗?(人は多いですか。まだ入れますか。)
可能補語の場合は、実際にそういうふうにしようとしてできるかできないかということを表します。この場合は人があんまり多かったら、入ろうと思っても入れないでしょうね。
人太多了,进不去。(人が多すぎます。入れません)
随分前になりますが、私が中国に留学していたとき、留学先の大学に谢晋という有名な映画監督が講演に来ました。教室の中は人でいっぱい、入り口も黒山の人だかり、なんと教卓のまわりにも人が鈴なりの状態です。そこで私の前に座っていた中国人学生が一言“谢晋也进不去。”(謝晋も入れないよ)。確かにこれでは入ろうと思っても入れないよなと私も思いました。可能補語の語感が実感できた瞬間でした。

・様態補語と可能補語、両方とも“得”を使うが、どう違う?
様態補語 補語の部分に副詞など形容詞や動詞以外の成分を含むことができます。
(例)考得很好(試験の成績がとても良かった)
#“考”は試験をする、試験を受けるの意味。

可能補語 補語の部分には形容詞や動詞以外の成分を含むことができません。
(例)考得好(試験で良い成績がとれる)

様態補語の否定形 (例)考得不好(試験の成績が良くなかった)
#様態補語は “得”が残る。
可能補語の否定形 (例)考不好(試験で良い成績がとれない)
#可能補語は “得”のかわりに “不”。

様態補語と目的語 (例)考数学考得不好(数学の試験の成績が良くなかった)
#様態補語がついた動詞はもう後ろに目的語を取ることができないため、動詞を2回使います。

可能補語と目的語 (例)考不好数学(数学の試験で良い成績がとれない)
#可能補語がついた動詞は後ろに目的語をとれます。

【今日の課題】無しです。

11月9日(水)II

【今日の主な内容】
・小テスト実施
・第8課 p68会話1
・p72 経験を表す助詞
・p72 回数の言い方、但し(3)の例文は未習。

【今日のポイント】
・経験
動詞+ “过”
(例)我吃过生鱼片。Wǒ chīguo shēngyúpiàn.(私は刺身を食べたことがあります)
否定は “没(有)”+動詞+ “过”
(例)我没(有)吃过生鱼片。Wǒ chīguo shēngyúpiàn.(私は刺身を食べたことがありません)

・回数
動詞+回数
(例)吃过一次。(1回食べたことがある)
動詞+回数+目的語
(例)吃过一次涮羊肉。(羊肉のしゃぶしゃぶを1回食べたことがある)
#涮羊肉は北京の名物料理。

【今日のおまけ】
・文型の復習
【未然】(まだ起こっていない、これからする)
看那个电影。(あの映画を見る)

不看那个电影。(あの映画を見ない)

看那个电影吗?(あの映画を見ますか)

看不看那个电影?(あの映画を見ますか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

【完了】
看了那个电影。(あの映画を見た)

没 (有)看那个电影。(あの映画を見なかった、見ていない)
#否定は  “了”が消えるのに注意!

看了那个电影吗?(あの映画を見ましたか)

看了那个电影没有?(あの映画を見ましたか)
看没看那个电影?(あの映画を見ましたか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

【経験】
看过那个电影。(あの映画を見たことがある)

没 (有)看过那个电影。(あの映画を見たことがない)

看过那个电影吗?(あの映画を見たことありますか)

看过那个电影没有?(あの映画を見たことありますか)
看没看过那个电影?(あの映画を見たことありますか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

・生ものは苦手…
中国料理は火の料理、炒め方だけでも何種類もあり、如何に熱を加えるかということを重視しています。したがって中国で生まれ育った人は一般に刺身やサラダ
のような生ものは苦手なことが多いようです。特に刺身が苦手という人は少なくありません。日本に初めて来た中国の人を接待するときにごちそうしてあげよう
と刺身を出すと、かえって相手を困らせてしまうことがあります。話題の一つとして出してもかまいませんが、必ず熱を加えた料理も出すようにしましょう。
また、日本料理では冷たいものが主菜になることがありますが、中国料理では冷たいものは前菜にしかなりません。主菜は必ず温かいものです。冷たいものしか
出さないとそれこそ「冷遇された」と思われかねませんから注意しましょう。昼は弁当ということも日本ではよくありますが、可能であれば温かいものにした方
がよいですし、どうしてもそれがだめな時は、これは日本の習慣でたとえ社長であっても冷たい弁当を食べますくらいの説明をしておいた方が、誤解がなくてよ
いと思います。

・正座は苦手…
古代の中国人は膝をついて座る習慣がありましたが、現代の中国人には正座をする習慣がありません。家の中は基本的には土足、椅子とベッドの生活です。
せっかくだから日本料理を食べてもらおうと思って料亭に連れていったのに、招待された中国の人は畳に正座をするのが辛くて味も何もわかったものじゃなかったということになっては残念ですから、畳の部屋でも掘りごたつ式で正座しなくて良いようなところを選ぶとよいでしょう。特に日本に初めて来た人や日本の生活にまだ慣れていない人に対しては気をつけてあげましょう。もっとも今の日本の若い人の中にも正座は苦手、正座はできないという人が多いかもしれませんね。

【今日の課題】
・你去过中国吗?(中国に行ったことがありますか)
・去过。(行ったことがあります)
・没去过。(行ったことありません)
・我去过一次中国。(私は中国に1回行ったことがあります)
・我去过两次中国。(私は中国に2回行ったことがあります)

11月9日(水)I

【今日の主な内容】
・小テスト実施
・第8課 p68会話1
・p72 経験を表す助詞
・p72 回数の言い方、但し(3)の例文は未習。

【今日のポイント】
・経験
動詞+ “过”
(例)我吃过生鱼片。Wǒ chīguo shēngyúpiàn.(私は刺身を食べたことがあります)
否定は “没(有)”+動詞+ “过”
(例)我没(有)吃过生鱼片。Wǒ chīguo shēngyúpiàn.(私は刺身を食べたことがありません)

・回数
動詞+回数
(例)吃过一次。(1回食べたことがある)
動詞+回数+目的語
(例)吃过一次涮羊肉。(羊肉のしゃぶしゃぶを1回食べたことがある)
#涮羊肉は北京の名物料理。

【今日のおまけ】
・文型の復習
【未然】(まだ起こっていない、これからする)
看那个电影。(あの映画を見る)

不看那个电影。(あの映画を見ない)

看那个电影吗?(あの映画を見ますか)

看不看那个电影?(あの映画を見ますか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

【完了】
看了那个电影。(あの映画を見た)

没 (有)看那个电影。(あの映画を見なかった、見ていない)
#否定は  “了”が消えるのに注意!

看了那个电影吗?(あの映画を見ましたか)

看了那个电影没有?(あの映画を見ましたか)
看没看那个电影?(あの映画を見ましたか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

【経験】
看过那个电影。(あの映画を見たことがある)

没 (有)看过那个电影。(あの映画を見たことがない)

看过那个电影吗?(あの映画を見たことありますか)

看过那个电影没有?(あの映画を見たことありますか)
看没看过那个电影?(あの映画を見たことありますか)
#反復疑問文には “吗”を付けないこと!

・生ものは苦手…
中国料理は火の料理、炒め方だけでも何種類もあり、如何に熱を加えるかということを重視しています。したがって中国で生まれ育った人は一般に刺身やサラダのような生ものは苦手なことが多いようです。特に刺身が苦手という人は少なくありません。日本に初めて来た中国の人を接待するときにごちそうしてあげようと刺身を出すと、かえって相手を困らせてしまうことがあります。話題の一つとして出してもかまいませんが、必ず熱を加えた料理も出すようにしましょう。
また、日本料理では冷たいものが主菜になることがありますが、中国料理では冷たいものは前菜にしかなりません。主菜は必ず温かいものです。冷たいものしか出さないとそれこそ「冷遇された」と思われかねませんから注意しましょう。昼は弁当ということも日本ではよくありますが、可能であれば温かいものにした方がよいですし、どうしてもそれがだめな時は、これは日本の習慣でたとえ社長であっても冷たい弁当を食べますくらいの説明をしておいた方が、誤解がなくてよいと思います。

【今日の課題】
・你去过中国吗?(中国に行ったことがありますか)
・去过。(行ったことがあります)
・没去过。(行ったことありません)
・我去过一次中国。(私は中国に1回行ったことがあります)
・我去过两次中国。(私は中国に2回行ったことがあります)

11月7日(月)IV

【今日の主な内容】
・p65持続の “着”
・p66
・p67下から3行目まで。

【今日のポイント】
・動詞+ “着”
動作行為そのものの持続と、動作行為の後の結果の持続がある。
(例) 他在外面等着你。(彼は外であなたを待っています)
“等”(待つ)という行為そのものが持続中。

(例) 门关着呢。Mén guānzhe ne.(ドアは閉まっています)
ドアを閉めた後、ドアが閉まったままの状態が持続している。ドアを閉めるという動作行為そのものが持続しているわけではない。

・可能の助動詞“能”を使った依頼
你能不能~?
あなたは〜できますかと可能不可能を尋ねていることもあるが、〜できますか(=〜してもらえませんか)と実質的には相手に頼んでいることもある。疑問文の形をとっているため、相手に答える余地があり丁寧に聞こえる。
(例)你能不能告诉我你的手机号码?(あなたの携帯の番号を教えていただけますか)

・二重目的語を取る動詞
中国語の動詞には目的語を2つ取れる動詞があり、2つの目的語の順番が決まっている。
動詞+目的語(誰に)+目的語(何を)
告诉+我+你的手机号码
告げる+私に+あなたの携帯の番号を
二重目的語を取れる動詞には二者の間で物または情報のやりとりが行われているという意味の共通性がある。
(例)送sòng(プレゼントする)、给gěi(やる、くれる)、问wèn(尋ねる)

・副詞
也:同類
(例)是大学生,也是大学生。(彼は大学生です。私も大学生です)
(例)我学英语,也学汉语。(私は英語を勉強します。中国語も勉強します)
#日本語の「も」と異なり、“也”は動詞の前にしか置けない。従って同類になるものが“也”の前にあるとは限らない。

又:すでに起こった繰り返し
(例)他昨天来过,今天又来了。(彼は昨日来たことがあり、今日もまた来た)。
#すでに2回来た。

再:これから起こる繰り返し
请再说一遍。Qǐng zài shuō yí biàn.(もう一度言って下さい)
#これからもう一回言い直してもらう。

再:一連の行為の中で(まず〜して)それから
(例)先去银行,再去车站。(まず銀行に行って、それから駅に行く)
#駅に2回行くわけではない。

还:範囲の拡大
售货员shòuhuòyuán(販売員):您要什么?(何がお入り用ですか)
顾客gùkè(客):我要~。(〜を下さい)
售货员shòuhuòyuán(販売員):还要什么?(他に何がお入り用ですか)

【今日のおまけ】
・红白事hóngbáishì(冠婚葬祭)
教科書には“中国结”(中国の組紐)という民芸品が出てきますが、印刷の関係で色が薄い青になっていますが、“中国结”の多くは赤色です。
中国では赤はめでたい色とされ、中国の伝統的な花嫁衣装は赤です。私が初めて中国に行った1980年代の上海では、婚礼衣装店のウィンドウに西洋式のウェ
ディングドレスが飾られるようになっていましたが、年配の人を中心に西洋式のウェディングドレスには抵抗感があったようです。というのは、西洋のウェディ
ングドレスは白ですが、中国では白はお葬式の色というイメージがあるからです。現代中国ではお葬式に出るときは黒のスーツですが、伝統的な喪服は白色でし
た。抵抗感を和らげるためでしょうか、デザインは西洋のウェディングドレスで色は赤というウェディングドレスが当時は見られました。今ではそういう抵抗感
は少なくとも上海のような都会ではなくなったようです。
元々中国ではメンツをかけて結婚式を派手にするところがありますが、経済発展に伴いそれが益々加速されているようです。その市場を狙って、少子高齢化に伴
い先行きの明るくない日本の結婚産業(衣装・写真・披露宴・旅行をトータルサービスする会社)が中国にも進出しはじめました。日本と中国では文化や習慣が
異なりますから、どれだけ中国の人に喜ばれるサービスを提供できるか、且つ現地の業者にはまねできない質の高いサービスを提供できるかが今後の成功のカギ
でしょう。例えば、結婚写真は日本では結婚式当日に式場で数枚取るが一般的だと思いますが、中国では式の前に撮って、式の当日にはできあがった写真集を招
待客に見てもらえるように飾っていたりします。また撮影場所もスタジオの中だけではなく、風景の良い公園などにもロケをして、分厚い写真集のようなものを
作るのが喜ばれるようです。

【小テスト予告】
11月14日(月)小テストを実施します。小テストは授業の初めに行います。小テストは成績評価の対象です。小テストの追試はありません。
範囲は、p53〜67下から3行目の “漂亮”まで。但し授業中に省略した例文や練習問題、宿題にならなかった練習問題は範囲に含まれません。

11月7日(月)III

【今日の主な内容】
・p66
・p67

【今日のポイント】
・可能の助動詞“能”を使った依頼
你能不能~?
あなたは〜できますかと可能不可能を尋ねていることもあるが、〜できますか(=〜してもらえませんか)と実質的には相手に頼んでいることもある。疑問文の形をとっているため、相手に答える余地があり丁寧に聞こえる。
(例)你能不能告诉我你的手机号码?(あなたの携帯の番号を教えていただけますか)

・二重目的語を取る動詞
中国語の動詞には目的語を2つ取れる動詞があり、2つの目的語の順番が決まっている。
動詞+目的語(誰に)+目的語(何を)
告诉+我+你的手机号码
告げる+私に+あなたの携帯の番号を
二重目的語を取れる動詞には二者の間で物または情報のやりとりが行われているという意味の共通性がある。
(例)送sòng(プレゼントする)、给gěi(やる、くれる)、问wèn(尋ねる)

・副詞
也:同類
(例)是大学生,也是大学生。(彼は大学生です。私も大学生です)
(例)我学英语,也学汉语。(私は英語を勉強します。中国語も勉強します)
#日本語の「も」と異なり、“也”は動詞の前にしか置けない。従って同類になるものが“也”の前にあるとは限らない。

又:すでに起こった繰り返し
(例)他昨天来过,今天又来了。(彼は昨日来たことがあり、今日もまた来た)。
#すでに2回来た。

再:これから起こる繰り返し
请再说一遍。Qǐng zài shuō yí biàn.(もう一度言って下さい)
#これからもう一回言い直してもらう。

再:一連の行為の中で(まず〜して)それから
(例)先去银行,再去车站。(まず銀行に行って、それから駅に行く)
#駅に2回行くわけではない。

还:範囲の拡大
售货员shòuhuòyuán(販売員):您要什么?(何がお入り用ですか)
顾客gùkè(客):我要~。(〜を下さい)
售货员shòuhuòyuán(販売員):还要什么?(他に何がお入り用ですか)

【今日のおまけ】
・红白事hóngbáishì(冠婚葬祭)
教科書には“中国结”(中国の組紐)という民芸品が出てきますが、印刷の関係で色が薄い青になっていますが、“中国结”の多くは赤色です。
中国では赤はめでたい色とされ、中国の伝統的な花嫁衣装は赤です。私が初めて中国に行った1980年代の上海では、婚礼衣装店のウィンドウに西洋式のウェディングドレスが飾られるようになっていましたが、年配の人を中心に西洋式のウェディングドレスには抵抗感があったようです。というのは、西洋のウェディングドレスは白ですが、中国では白はお葬式の色というイメージがあるからです。現代中国ではお葬式に出るときは黒のスーツですが、伝統的な喪服は白色でした。抵抗感を和らげるためでしょうか、デザインは西洋のウェディングドレスで色は赤というウェディングドレスが当時は見られました。今ではそういう抵抗感は少なくとも上海のような都会ではなくなったようです。
元々中国ではメンツをかけて結婚式を派手にするところがありますが、経済発展に伴いそれが益々加速されているようです。その市場を狙って、少子高齢化に伴い先行きの明るくない日本の結婚産業(衣装・写真・披露宴・旅行をトータルサービスする会社)が中国にも進出しはじめました。日本と中国では文化や習慣が異なりますから、どれだけ中国の人に喜ばれるサービスを提供できるか、且つ現地の業者にはまねできない質の高いサービスを提供できるかが今後の成功のカギでしょう。例えば、結婚写真は日本では結婚式当日に式場で数枚取るが一般的だと思いますが、中国では式の前に撮って、式の当日にはできあがった写真集を招待客に見てもらえるように飾っていたりします。また撮影場所もスタジオの中だけではなく、風景の良い公園などにもロケをして、分厚い写真集のようなものを作るのが喜ばれるようです。

【小テスト予告】
11月14日(月)小テストを実施します。小テストは授業の初めに行います。小テストは成績評価の対象です。小テストの追試はありません。
範囲は、p53〜67まで。但し授業中に省略した例文や練習問題、宿題にならなかった練習問題は範囲に含まれません。