【連絡】
・11月30日(月)に第1回小テストを実施します。
【今日の配布物】
・無しです。
【今日進んだところ】
・“太大了”のラップ
・p31の説明と朗読練習
・“在哪里?”のラップ
・p84の説明と朗読練習
・p85の説明と朗読練習]
・「存在を表す“有”と所在を表す“在”」
【今日の3文字中国語】
在哪里?(どこにいますか)
有人吗?(誰かいますか)
【今日の補充】
・教科書に出ていた以外のトイレの言い方
洗手间
卫生间
・トイレの男女別の言い方
男厕 (男性用トイレu)
女厕 (女性用トイレu)
・階数の言い方
〜楼 (〜階)
(例)一楼 (1階)
二楼 (2階)
楼上 (上の階)
楼下 (下の階)
・人にものを尋ねるとき 请问 (すみません、お尋ねしますが)
・人に謝るとき 对不起 (すみません)
【今日の豆知識】
・日本の大学生の皆さんが中国の大学生と知り合ったとしたら何と呼ばれるでしょうか?たぶん最初のうちは相手が外国人だということで気を遣って、例えば山田さんなら“山田同学” とでも呼ばれるのではないかと思います。“同学” は学友という意味です。親しくなると、おそらく単に“山田” とだけ呼ばれるでしょう。これは別にぞんざいに扱っているのではなく、友人同士の親近感の表れです。
以前中国人の友人が「日本語の〜さんは便利だ」と言っていました。また「中国語には日本語の〜さんほど広く人を呼ぶのに使える言葉はないのではないか?」とも言っていました。中国では人間関係はまず相手をどう呼ぶかから始まります。どう呼ぶかが二人の関係を規定するとも言えます。
「〜さんは中国語でどう訳しますか」
・呼称も時代につれて変わります。以前は若い女性を呼ぶのに使われていた“小姐”ですが……
大阪府立大学中国語講座第12回補足:「小姐」の没落
【今日の宿題】
・以下のフレーズを憶えてください。
有人(人がいる)
没有人(人がいない)
有钱(お金がある)
没有钱(お金がない)
有时间(時間がある)
没有时间(時間がない)
【次回の予定】
・セルフチェックシートの配布
・“有人吗?”のラップ
・p32〜p33
・p34〜p35
カテゴリー: 中国語の授業
11月5日(木)5限(授業振替日)
【今日の配布物】
・無しです。
【今日進んだところ】
・時刻の言い方に関する補足(p50)
・第6課会話1の説明と朗読練習
・前置詞“给”について(p56)
・貨幣について(p57)
【今日の補充】
・这+量詞+名詞(この〜)
・这个人(この人)
・这把扇子(この扇子)
・那+量詞+名詞(あの〜)
・那个人(あの人)
・那把扇子(あの扇子)
・形容詞+(一)点儿
(比べてみて)少し〜だ
形容詞+(一)点儿で命令文を作れる。
但し、形容詞は人間が程度をコントロールできる意味のものでなければならない。
(例)快点儿!(速くしろ!)
・可能を表す助動詞“能”
能〜(〜できる)
不能〜(〜できない)
能〜吗?(〜できますか)
能不能〜?(〜できますか)
・请给我们公司发传真。(私たちの会社にファクスを送って下さい)
・通信手段のいろいろ
写信 (手紙を書く)
打电话 (電話をかける)
发传真 (ファクスを送る)
发伊妹儿 (メールを送る)
#“伊妹儿”はe-mailの音訳、メールの言い方は他にもいくつかある。
发短信 (メールを送る)
#“短信”は携帯電話のメール、中国では電話番号だけで送れる携帯電話のショートメッセージが普及している。
・你的电话号码是多少?
(あなたの電話番号は何番ですか)
・你的手机号码是多少?
(あなたの携帯電話の番号は何番ですか)
#“机”は機の簡体字
【今日の豆知識】
・中国の貨幣“人民币”(人民元)
人民元の図柄は以下のWebページで見られます。中国の中央銀行である“中国人民银行”のWebサイトの中にあります。
人民币票样
お札の図柄に何を選ぶかということは、その国家が重要視しているものを反映します。そういう視点で各国のお札を図柄を見てみるとおもしろいと思います。
・中国では値切るのが常識です。
参考:大阪府立大学中国語講座第13回補足
・中国人のお客さんに喜ばれる「おまけ」作戦
买一送一 (1個買ったら1個プレゼント)
お店からすればプレゼントしても採算が取れるように値段設定はしていますが、タダで1個もらえるというのがお得感があって歓迎されるようです。
【今日の宿題】
・第6課会話1の中の以下の文を憶える。
多少钱?(いくらですか)
太贵了,能不能便宜一点儿?(高すぎます、安くできませんか)
【次回の予定】
・会話2の補充(値切る表現)
・第6課会話3
・第6課会話4
11月5日(木)3限(授業振替日)
【今日の配布物】
・無しです。
【今日進んだところ】
・“可以”について
詳しくは「“可以”の否定の仕方」を参照。
・“会”と“能”について
詳しくは「“会”と“能力”」を参照。
・p26〜27
・ju,qu,xuのuの発音がüであることの復習
・p30説明のみ
【今日の補充】
・有 (ある)
・没有 (ない)
×不有
・贵 (値段が高い)
・便宜 (安い)
・高 (高い)
・低 (低い)
・矮 (背が低い)
・大号 (Lサイズ)
・中号 (Mサイズ)
・小号 (Sサイズ)
・ 我要中号的。(私はMサイズのが欲しい)
# “的”の後ろの被修飾語が省略されている。Mサイズの「もの」が欲しい。「もの」は聞き手と話し手の間でどんな物がわかっている。
【今日の豆知識】
・レストランのお勘定はテーブルで
日本ではよほど高級なレストランでない限り客が伝票を持ってレジに行きますが、中国のレストランでは、お勘定はテーブルでするのが一般的です(ファストフード店や最初に食券を買って入るようなところは別です)。ウェイターやウェイトレスを呼んで伝票を持ってきてもらい、テーブルで支払いをします。おつりがある時はウェイターやウェイトレスがレジに行っておつりを取ってきて、またテーブルに持ってきます。ウェイターやウェイトレスを呼ぶときには以下のように言います。
服务员,买单。(店員さん、お勘定)
“服务”とはサービスのことです。同じ店員さんでも物を売る店員さんはまた別の言い方になります。
【今日の3文字中国語】
太大了(大きすぎます)
【今日の宿題】
以下の文を憶える。
・太贵了,能不能便宜点儿?
(高すぎます。安くできませんか)
・太大了,有小点儿的吗?
(大きすぎます。少し小さいのはありますか)
【次回の予定】
・“太大了”のラップ
・p30の朗読練習
・p31の説明と朗読練習
・“在哪里?”のラップ
・p84〜85
11月4日(水)2限
【今日の配布物】
・アルクネットアカデミー2中国語のアカウントとパスワード
【今日進んだところ】
<前半>
・アルクネットアカデミー2中国語(以下、NA2と略す)のモニター使用に関する説明
・NA2のモニター使用に関する同意書の配布
・教員によるNA2の簡単なデモンストレーション
発音、語彙、会話、飲茶(読み物コーナー)、中検模擬問題
・全員でNA2の中検模擬問題準4級の最初の1つを実施
・中検の問題が早く終わった人は、自由にNA2の中を探検
<後半>
・前回の聞き取り(男?それとも女?)の朗読と文法解説
・“这”+量詞+名詞(この〜)
(例)这本书(この本)
(例)这个人(この人)
後ろに量詞が続く“这”は と発音されることが多い。
这一个人→这个人
・“那”+量詞+名詞(あの〜)
(例)那本书(あの本)
(例)那个人(あの人)
後ろに量詞が続く“那”は と発音されることが多い。
那一个人→那个人
〜吗?
(例)你是中国人吗?(あなたは中国人ですか)
反復疑問文
(例)你是不是中国人?(あなたは中国人ですか)
2種類の違いは以下を参照。
「〜吗?の疑問文と反復疑問文の違いは?」
「反復疑問文」
・NA2の同意書回収
【今日の補充】
他长得像他爸爸。
(彼はお父さん似だ)
她长得很漂亮。
(彼女は美人だ)
#长には2つの音がある。 (長い)と (成長する、ある組織の長)、この文は後者の発音。様態補語を使って成長した後の様子を描写。
中国語の例文検索ができる電子辞書を持っている人は、“长得”で例文検索をかけて、“长得”の後ろにどんな補語を見てみてください。中国語の例文検索のできる辞書については以下のWebページを参照。
「中国語の電子辞書」
【今日の宿題】
・検定第66回の予習をしてください。
【次回の予定】
・NA2の語彙学習から準4級語彙と4級語彙のいくつか
・検定第66回の文法解説と練習
11月4日(水)1限
【今日の配布物】
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の課文
#休んだ人やプリントをなくした人は講義支援システムからダウンロードできます。
【今日進んだところ】
・今まで習ったことを参考にして、買い物(値切る)のオリジナル会話を2人で話し合って作る。一人は簡体字で、一人はpinyinで書いて提出。
・3〜4桁の数字を位の数をつけて伝言ゲーム
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の課文の説明
・“的”の後の被修飾語の省略
・肯定or否定で答える疑問文2種
〜吗?
(例)你是中国人吗?(あなたは中国人ですか)
動詞・形容詞・助動詞の肯定形と否定形を並べて作る疑問文
(例)你是不是中国人?(あなたは中国人ですか)
2種類の違いは以下を参照。
「〜吗?の疑問文と反復疑問文の違いは?」
「反復疑問文」
【今日の補充】
A:如果买两个,可以打八折。
(2つ買うのなら、2割引にできます)
B:好,我买两个。
(2つ買います)
#“好” :「良い」という意味の形容詞、ここでは相手方の提案に対する承知の返事として使っている。
【今日の豆知識】
・中国の物価
以下の中国の“物价局”(物価局)のWebサイトで中国各地の物の値段が見られます。
中国价格信息网
工业品价格(工業製品の価格)、农业品价格(農産物の価格)、服务收费(サービスの料金。バス料金、電気代、ガス代、家賃など)などの価格へのリンクがページ左側の下の方にあります。
今の為替レートは1元=約13円くらいです。それで計算すると日本円でだいたいいくらくらいになるかがわかります。
但し、収入に対する比率を考慮しなければなりません。日本の大卒の初任給は20万円前後ですが、2008年の記事ですが以下のWebページによると、中国の大卒の初任給は一番高い金融証券業でも4000元くらいだそうです。
「六行业应届生起薪调查:金融证券行业薪资最高」
・肉や野菜、果物の量り売り
中国では伝統的には食料は量り売りです。量り売りの値札は、〜元/斤と書いてあります。1斤 =500克 (500グラム)です。お客さんは自分の欲しい分だけ取り、お店の人は値札に書かれた比率で値段を計算します。“超市” (スーパー)ではパックしたものを見かけるようになりましたが、スーパーでも量り売りをしているところがあります。
参考:大阪府立大学中国語講座第14回補足「サイズ・長さや重さの言い方」
【今日の宿題】
・無しです。
【次回の予定】
・シラバス訂正
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の課文説明続き
・「買い物、サイズ違い、色違いを出してもらう」の朗読練習、会話練習
10月29日(木)5限(授業振替日)
【連絡】
・来週の月曜(11/2)は大学祭のため休講です。
・来週の木曜(11/5)は月曜日の振替授業です。
【今日の配布物】
・無しです。
【今日進んだところ】
・p47の会話3の朗読
・p48の会話4,5,6の解説
・p48の会話4,5,6の朗読
【今日の補充】
・“在”の3つの用法
(1)動詞:いる、ある <参照p31>
(例)你老家在哪儿?(あなたの実家はどこにありますか)
(2)前置詞:(場所)で <参照p26>
(例)你爸爸在哪儿工作?(あなたはのお父さんはどこで働いていますか)
(3)副詞:〜しているところ(進行を表す) <参照p48>
(正)在+動詞フレーズ+呢。
(例)你在干什么呢?(あなたは何をしているところですか)
(例)我正在看电视呢。(わたしはちょうどテレビを見ているところです)
・動詞の重ね型(ちょっと〜する)の作り方
1文字の動詞:AA、A一A
(例)等等 (ちょっと待つ)
(例)等一等 (ちょっと待つ)
2文字の動詞(同じような意味の字が2つ):ABAB
(例)学习学习 (ちょっと勉強する)
(例)帮助帮助 (ちょっと助ける)
2文字の動詞(2文字の関係が動詞+目的語になっている):AAB
(例)散散步 (ちょっと散歩する)#歩みを散らす
(例)帮帮忙 (ちょっと手伝う)#忙しいのを助ける
・“这”+量詞+名詞(この〜)
(例)这件衬衫(このシャツ)
・“那”+量詞+名詞(あの〜)
(例)那个人(あの人)
・2つの「はやい」
早 (時刻がはやい)
快 (速度がはやい)
・2つの「行く」
参考:「“走”と“去”の違い」
・走 (歩く)
・跑 (走る)
#昔の中国語の“走”には「はしる」という意味がありましたが、今は意味が変わってしまいました。
・2つの「〜と」
(例)和你一起去(あなたといっしょに行く)
(例)跟你一起去(あなたといっしょに行く)
#前置詞として使用する場合は互換性あり。
但し、“和”には名詞成分を並列する接続詞としての用法があり、この場合は“跟”とは置き換えられない。
(例)我家有四口人,爸爸、妈妈、弟弟和我。
(わたしの家は4人家族で、父、母、弟と私です)
×我家有四口人,爸爸、妈妈、弟弟跟我。
・連動文:1つの主語に対して複数の動詞、動詞を発生の時間順に並べる。
我去图书馆借书。
(わたしは図書館に行って本を借ります→わたしは図書館に本を借りに行きます)
我去买东西。
(わたしは行って買い物をします→わたしは買い物に行きます)
・人の意向を尋ねる
今天晚上我们一起去吃饭,怎么样?
(今晩一緒にご飯を食べに行きませんか)
今天晚上我们一起去看电影,怎么样?
(今晩一緒に映画を見に行きませんか)
今天晚上我们一起去唱卡拉OK,怎么样?
(今晩一緒にカラオケに行きませんか)
#唱chàng(歌う)
返事はOKだったら
好啊。
NOだったら、謝ってから理由を言います。
(例)对不起,我有事儿。
(すみません、私は用事があります)
(例)对不起,我有工作。
(すみません、私は仕事があります)
(例)对不起,我有约会。
(すみません、私は人と会う約束があります)
【今日の宿題】
以下の文を憶える。
・p47の会話3の前半2行
・p48の会話4の後半2行
【次回の予定】
・第6課
10月29日(木)3限(授業振替日)
【連絡】
・来週の月曜(11/2)は大学祭のため休講です。
・来週の木曜(11/5)は月曜日の振替授業です。
・次回、後輩のために選ぶ単語集の投票用紙に記入して持ってきて下さい。
【今日の配布物】
・無しです。
【今日進んだところ】
・p19の説明と朗読
・“买东西”のラップ
・p24-25の説明
・p24の朗読
【今日の補充】
・想
動詞:思う、考える
助動詞:〜したい
(例)你想去中国吗?(あなたは中国に行きたいですか)
(例)我想去中国。(わたしは中国に行きたいです)
(例)我不想去中国。(わたしは中国に行きたくないです)
・要
動詞:欲しい、要る
助動詞(1)〜したい #否定は“不想〜”
助動詞(2)〜しなければならない #否定は“不用〜”
(例)你要去中国吗?(あなたは中国に行きたいですか)
(例)我要去中国。(わたしは中国に行きたいです)
(例)我不想去中国。(わたしは中国に行きたくないです)
参照:「2つの〜したいの言い方」
・可能を表す3つの助動詞
・“能”:能力、条件、許可
能〜。(〜できます)
不能〜。(〜できません)
能〜吗?(〜できますか)
能不能〜?(〜できますか)
・“可以”:許可、条件、能力
可以〜。(〜できます)
不能〜。(〜できません)
不許可の時のみ:不可以〜。(〜できません)
可以〜吗?(〜できますか)
可以不可以〜?(〜できますか)
可不可以〜?(〜できますか)
・“会”:習得
会〜。(〜できます)
不会〜。(〜できません)
会〜吗?(〜できますか)
会不会〜?(〜できますか)
#“会”には可能性(〜のはず、〜だろう)の用法もあり。
・背が高いは“高” 、値段が高いは“贵” 。
・連動文:1つの主語に対して複数の動詞、動詞を発生の時間順に並べる。
我去图书馆借书。
(わたしは図書館に行って本を借ります→わたしは図書館に本を借りに行きます)
我去百货店买东西。
(わたしはデパートに行って買い物をします→わたしはデパートに買い物に行きます)
・yuanのaの発音は2種類ある。口の開きが狭いaと広いa、どちらもOK。
【今日の豆知識】
「ラーメンの話」
ラーメンというと日本では中国料理の代表的な1つとされています。中国は麺類の故郷で多彩な麺類がありますが、日本のラーメンとそっくり同じものは以前は中国にはありませんでした。中国に日本のラーメンが紹介されだしたころは、わざわざ“日式拉面” (日本式の拉面)と書かれたくらいです。“拉面”lāmiànと呼ばれる麺類は以前からあったのですが、日本のラーメンとは製法が違います。“拉”は引っぱるという意味で、文字通り小麦粉をこねたものを手で引っぱって面にします。
“拉面”は兰州のものが有名です。以下のWebページでは中国の庶民の味を10個紹介していますが、第4位に“兰州拉面”が上がっており、写真が見られます。
「全国最美味10大平民小吃」
写真の“兰州拉面”の上に載っている緑色の野菜は“香菜” です。このようによく麺類の薬味に使われます。“香菜”には独特のにおいがあります。学生時代に中国に留学していた時、日本人留学生仲間と“香菜”が好きかどうかで中国生活になじめるかどうかがわかるなどと冗談を言ったものです。
【今日の3文字中国語】
太贵了(値段が高すぎます)
【今日の宿題】
以下のフレーズを憶えてください。
・买东西(買い物をする)
・买礼物(プレゼントを買う)
・买书(本を買う)
・买什么?(何を買いますか)
・买多少?(どれくらい買いますか)
・买几个?(いくつ買いますか)
【次回の予定】
・投票用紙回収
・p25の朗読
・太贵了のラップ
・可能の助動詞の復習
・p26-27
10月28日(水)2限
【今日の配布物】
・夏休みの宿題「みんなで作る単語帳」
【今日進んだところ】
・検定第65回の読解問題の解説
・聞き取り(男?それとも女?)
#答えは講義支援システムからダウンロードできます。
【今日の補充】
・1字では単語になれない漢字がある。
(例)男 、女
参考:「漢字1字が1単語とは限らない」
・“我们”と“咱们”
参考:「2つの「わたしたち」」
・deと発音する3つの助詞“的”“得”“地”
#これについては今日1回説明しましたが、復習リクエストが出ましたので、次回もう一度説明しなおします。
・動詞1+“着”+(目的語)+動詞2:動詞1の状態で動詞2をする
(例)站着吃
(立ったまま食べる→立ち食いする)
・副詞の“就”
“就”は元々動詞で「近づく」という意味がある。それを頭に置いておくと副詞の方も理解しやすい。以下の用例はすべて小学館中日辞典第二版より。“就”の意味のまとめは清原による。
(1)話し手が出来事の起こるのが早いと思っている。
(例)你等会儿,他马上就回来。
(ちょっとお待ちなさい、彼はじきに戻ってきます)
(例)他四岁就会写毛笔字。
(彼は4歳ですでに毛筆が書けるようになった)
(2)焦点を当ててそこだけ強調する。
(例)这儿就是我们的教学楼。
(ここが私たちの教室棟です)。
(例)我就要这个,不要别的。
(ぼくのほしいのはこれだけだ、ほかのはいらない)。
(3)接続機能、前の節の条件を受けて、すんなり後ろの節に示された結果や結論が出る。
(例)下雨就不去。(雨が降れば行かない)。
・動詞“想”:思う、考える
・助動詞“想”:〜したい
・動詞“要”:欲しい、要る
・助動詞“要”:〜したい、〜しなければならない
参考:「2つの〜したい」
付け足し:
○我很想去中国。(わたしはとても中国に行きたい)
×我很要去中国。
○我一定要去中国。(わたしは絶対中国に行きたい、わたしは絶対中国に行かなければならない)
×我一定想去中国。
・“想”にはこんな使い方も
<故郷を離れている人に対して>
你想家吗?(あなたは家のことを考えますか→あなたは家が恋しいですか)
【今日の宿題】
・今回の聞き取り(男?それとも女?)を予習してきてください。
【次回の予定】
・今回の授業で出た質問の残り
・今回の聞き取りの講読と解説
・検定第66回
10月28日(水)1限
【今日の配布物】
・買い物(値切る)のpinyin無しのプリント
【今日進んだところ】
・買い物(値切る)の後半の説明
・買い物(値切る)の朗読練習
・買い物(値切る)の練習問題
・数量を尋ねる表現“几”と“多少”の違い
・可能を表す助動詞“能”“可以”“会”
・“太”+形容詞+“了”
【今日の補充】
・代名詞“这”(これ)“那”(あれ)が目的語になるときは、後ろに量詞を付けること!
(例)我要这个。(わたしがこれが欲しい)
×我要这。
・背が高いは“高” 、値段が高いは“贵” 。
・“能”:能力、条件、許可
能〜。(〜できます)
不能〜。(〜できません)
能〜吗?(〜できますか)
能不能〜?(〜できますか)
・“可以”:許可、条件、能力
可以〜。(〜できます)
不能〜。(〜できません)
不許可の時のみ:不可以〜。(〜できません)
可以〜吗?(〜できますか)
可以不可以〜?(〜できますか)
可不可以〜?(〜できますか)
・“会”:習得
会〜。(〜できます)
不会〜。(〜できません)
会〜吗?(〜できますか)
会不会〜?(〜できますか)
#“会”には可能性(〜のはず、〜だろう)の用法もあり。
【今日の宿題】
・買い物(値切る)の課文を憶えてください。
【次回の予定】
・買い物(値切る)の会話(オリジナルの会話を作る)
・4桁の数字(位の数付き)の伝言ゲーム
・買い物(サイズ違い、色違いを出してもらう)の説明と朗読
10月26日(月)5限
【連絡】
・今週の木曜日(10/29)は授業振替日で月曜日の授業です!
【今日の配布物】
・無しです。
【今日進んだところ】
・時点と時量の言い方の復習
・時点と時量のプリントの練習3、練習4、練習5
・時点と時量のプリントの練習5を元にした聞き取り問題
・第5課会話3の説明
・中国語検定の紹介
#大学の第二外国語として1年間中国語を学んだ場合、4級合格が目標。
【今日の豆知識】
・中国にもファストフードがあります。でも中国の物価から考えると値段は高め。
日本のマクドナルド
中国の“麦当劳”Màidāngláo
#“美食与营养”というタブのところでメニューが見られます。
・お弁当は中国語でどう言う?
中国語ではお弁当は“盒饭” と言います。“盒”はフタの付いた小さな箱という意味です。“饭”は飯です。
日本ではお弁当は冷たいまま食べることもありますが、中国の人に冷たいお弁当を出すのはやめた方が良いです。中国ではコース料理の前菜では冷たい料理が供されますが、メインになる食べ物は必ず温かいものです。どんなに有名料亭のお弁当を出しても、冷たいお弁当だと、それこそ相手を「冷遇している」と思われてしまう恐れがあります。
・客が残すくらい出すのが中国式のおもてなし
参照:「大阪府立大学中国語講座第27回補足:お呼ばれ」
【今日の補充】
・在家里休息。 (家で休む)
・在家里看书。 (家で本を読む)
・在家里看电视。 (家でテレビを見る)
・在家里听音乐。 (家で音楽を聞く)
・在家里玩儿电子游戏。 (家でテレビゲームで遊ぶ)
・在家里上网。 (家でインターネットに接続する)
・「〜から」と訳す2つの前置詞
“从”+起点+動詞フレーズ
(例)我从今天开始戒烟。(わたしは今日から禁煙を始めます)
“离”+基点+へだたりを表す形容詞または動詞フレーズ
基点:どれくらい離れているかを測る時に0を置く点
(例)你家离这儿远吗?(あなたの家はここから遠いですか)
(例)我家离这儿不远。(わたしの家はここから遠くない)
【今日の宿題】
・無しです。
【次回の予定】
・第5課会話3の朗読
・第5課残り